三猿と行くカロス地方の旅!#3『VSビオラ!初のジム戦』【ポケモンXY】

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前回▶三猿と行くカロス地方の旅!#2『強敵出現!?』【ポケモンXY】

 ハクダンジムのトレーナーにボコボコにされた前回。なんとか雪辱を果たし、ジムリーダーのもとを目指す。

 ハクダンジムのジムリーダーはビオラ。むしタイプの使い手だ。

 どうやらカメラで写真を撮ることが好きらしい。負けて悔しがる瞬間も被写体としてサイコー! と言っているあたり、ドSなのかもしれない。好き。

 いざ、尋常に勝負!

 こちらの手持ちは、ヤナップLv8、バオップLv8、ヒヤップLv6の3匹。

 むしタイプが相手ならほのおタイプのわざで攻めたいところだが、あいにくバオップはほのおを操るレベルにまだ達していない。攻撃わざは「ひっかく」と「したでなめる」だけだ。いつになったらほのおタイプのわざをおぼえるんだ?

 ビオラの1匹目は、アメタマLv10。あまり強いイメージはないが、レベルは向こうのほうが高い。

 アメタマは「みずあそび」でほのおわざの威力を弱めてくる。むし・みずの複合タイプといい、弱点を補うのがうまいな。さすがジムリーダーだ。一筋縄ではいかない。まあ、ほのおわざを使えないぼくには関係ないけど!

 運よくヤナップの「したでなめる」でまひ状態になってくれた。これはチャンス! しびれて動けない間に、一気に攻め込む。

 よし、あとは「ひっかく」を一発当てられたら……

 アアアアアアアア!

 キズぐすりを使ってきやがった! あと一撃で仕留められるというところで、アメタマの体力が一気に満タン近くまで回復する。なんてこった! 大誤算だ!

 レベルの暴力によって、ヒヤップがあっという間に戦闘不能に。どうしよう。ヤナップは赤ゲージだ。唯一元気なのはバオップだが、みずタイプの攻撃わざを持つアメタマとの相性はよくない。

 なんとか弱点の「あわ」をくらう前にアメタマを倒した。バオップのレベルが9に上がったが、ほのおわざはおぼえない。ここで奇跡の一発逆転があったら盛り上がるのだが、そんなうまい話はなかった

 ビオラの2体目はビビヨンレベルは驚異の12。むしタイプとはいえ、最終進化形態の能力値は馬鹿にならない。こちらは「ひっかく」しか使えない、か弱いサルなのだ。

 うわ、まとわりつかれた!

 「まとわりつく」をくらうと、ターンの終わりに毎回ダメージを受けてしまう。しかも、こっちがスリップダメージを受けているのをしり目に、相手は「かたくなる」で防御を上げてきた。なんて嫌らしいコンボなんだ!

 負けた。手も足も出なかった。

 …………

 威力40の「ひっかく」と威力30の「したでなめる」では、どう頑張っても火力が足りない。「にらみつける」でビビヨンの防御を下げたら「かたくなる」で打ち消されるし、たぶん特性が「りんぷん」だから「したでなめる」のまひも狙えない。もはやテクニックでどうこうできるラインを超えている。

 その後、何回か再挑戦してみたが、勝てる気配はゼロ。

 このままだと旅が終わりかねないので、おとなしくレベルを上げることにする。とはいえ、レベルの暴力で勝つのは違うだろう。そこで、野生ポケモンでの経験値稼ぎはやらないという縛りを追加で設けることに決めた。イベント戦をのぞき、バトルはポケモントレーナーとだけ行う。

 22番道路にいたホープトレーナーたちに勝利すると、バオップがレベル10に。そして……

 「やきつくす」をおぼえた! ついにきた! 念願のほのおわざだ!

 ビオラの手持ちポケモンとのレベル差はまだあるが、これで勝機が見えてきた

 再々々……戦開始だ!

 キズぐすりを使ってくることを忘れるという痛恨のミスを犯しつつも、なんとかアメタマを倒す

 そして迎えたビビヨン戦。なにもできなかった一戦目とは違う。こちらには、ほのおタイプの攻撃わざ「やきつくす」があるのだ。

 フハハハハハ!

 虫はよく燃える!

 圧勝だった。一戦目ではあれほど苦労したのに、今回は「やきつくす」2発で終わってしまった。レベル10にあげただけでこの違い。これが弱点を突くということか。

 バグバッジをゲット!

 ヤナップも「つるのムチ」をおぼえたし、ようやく戦力が整ってきた感じだ。このまま波に乗って、次のジムもクリアしたい。

 三猿との旅は次回へ続く! 続くったら続く!

次回▶三猿と行くカロス地方の旅!#4『到達!ミアレシティ!』【ポケモンXY】

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