前回▶三猿と行くZ-A予習の旅!#17『絶望!立ちふさがるライバルたち!』【ポケモンXY】

ライバルたちとの連戦という、思わぬ壁にぶち当たった三猿一行。
サナ、ティエルノ、トロバの手持ちはそれぞれ3体。つまり合計9体のポケモンと連続で戦わなければならない。はっきり言って無茶苦茶すぎる。タイプもばらけているし、勝てるビジョンがまるで見えない。
ふつうに2時間以上戦って10回ぐらい負けた。それでも、なんとかトロバの2体目までは判明したので、わかったことをまとめてみる。
- サナの手持ちは、エネコロロ、ヌメルゴン、マフォクシー
- ティエルノの手持ちは、ファイアロー、ロズレイド、シザリガー
- トロバの手持ちは、ライチュウ、プテラ、????(フラージェス)
- サナとティエルノは連戦
- トロバとのバトル前に回復してもらえる
- ファイアロー、プテラには先手を取られる
唯一の救いは、トロバ戦の前に回復が入ることか。まあ、万全の状態で臨んでもプテラに負けたんだけど。
初戦のサナの手持ちで厄介なのはヌメルゴンだ。種族値に疎いぼくでも、ヌメルゴンが600族と呼ばれていることは知っている。耐久力が高いうえ、倒すのに手間取っていると「りゅうのはどう」「ヘドロウェーブ」「じしん」が飛んでくるので、一瞬たりとも気を抜けない。
いかにヌメルゴンをすばやく突破するか。そこがサナ戦の鍵だろう。
次のティエルノ戦で注意したいのは、最初に出てくるファイアローだ。とにかく速い。ヤナップたちではまず先手を取れない。サナのヌメルゴンと同様、戦闘が長引けば長引くほどこちらの被害が大きくなるので、できれば一発で倒したいところだ。
トロバの手持ちは2体までしかわかっていないが、最後の1体はおそらくフラージェスだろう。前に9番道路で戦ったとき、フラベベを使ってきたのをおぼえている。
何度も戦ってみてわかったが、基本的にこちらは攻撃わざ以外を使う余裕がない。ぼうぎょもとくぼうも低い三猿では、そもそも耐久というものができないのだ。やられる前にやる、それしかない。
ということで、今回はこれまで使っていなかったわざマシンをフル活用し、できる限り多くのタイプに対して効果バツグンを取れるようにしてみた。ようやく勝ち筋が見えてきたぞ!

一番手はヒヤップ。わざ構成は、かみくだく/ちょうはつ/ふぶき/なみのり。持ち物は、ぼうぎょととくぼうを高めてくれる「しんかのきせき」。

二番手はバオップ。ヒヤップがおそらくサナ戦で倒されるので、ティエルノとの勝負で最初に出すポケモンになる。わざ構成は、かみくだく/がんせきふうじ/あくび/かえんほうしゃ。持ち物は「たべのこし」。

三番手はヤナップ。わざ構成は、あなをほる/アクロバット/やどりぎのタネ/タネばくだん。「アクロバット」の威力を高めるため、持ち物はなし。
準備は整った。見せてやる、カロスを救った英雄たちの力を!

VSサナ

最初のエネコロロは、ヒヤップの「なみのり」2回で倒す。途中「あまえる」をされたが、ヒヤップは特殊わざしか使わないので問題ない。「じゃれつく」でHPを減らされなくてよかった。
次のヌメルゴンにはこおりタイプの「ふぶき」をぶつける。3回あてられれば倒せるが、命中率が70と安定しないのがネックだ。

ああああああああ! 1回目から外れたああああああ!
「しんかのきせき」のおかげで2回までなら「りゅうのはどう」に耐えられるが、「ふぶき」で倒しきれなかったため3回目の反撃を許してしまう。怒涛の攻撃を受け、ヒヤップがひんしに。
代わりにヤナップをくり出す。
ヌメルゴンのあとにはマフォクシーが控えているのに、どうしてくさタイプのヤナップを選んだかというと、バオップにはティエルノのファイアローを相手にしてもらわなければならないからだ。
もしマフォクシーにバオップをぶつけた場合、相手の「サイコキネシス」で体力を半分以上持っていかれる可能性が高い。そうなると、ファイアローの「アクロバット」を耐えきれない。

弱ったヌメルゴンを「あなをほる」で突破する。

続くマフォクシーも「あなをほる」で撃破。
「マジカルフレイム」が怖かったけど、幸いなことにヤナップが地上にいるときは「めいそう」をしてきてくれたのでダメージを受けずにすんだ。ありがたい。
まずはサナに勝利。

つり橋だからじゃない?

VSティエルノ
続いてティエルノ戦。
こちらはヒヤップがひんし状態なので、2番目のバオップがバトル場に出る。

先手を取られて「アクロバット」をくらうが、大きなダメージにはならない。「がんせきふうじ」で4倍ダメージを与え、一撃でファイアローを倒す。
次のシザリガーはバオップとの相性が最悪なので、ヤナップに交代。「クラブハンマー」のダメージ量を押さえ、「タネばくだん」で反撃する。

一発で倒しきれなかったが、「つるぎのまい」を使ってきてくれたおかげでこれ以上のダメージを受けずにすんだ。「タネばくだん」で突破!
ティエルノの最後の1体はロズレイドだ。
くさ・どくタイプなので、本来であればくさタイプのヤナップは相性がよくない。しかし、こうなることを予想してヤナップにはあらかじめひこうタイプの「アクロバット」をおぼえさせておいた。

身軽なヤナップの「アクロバット」で一撃!
最後に特性「どくのトゲ」で毒をあびてしまったが、このあとのトロバ戦の前には回復が挟まれるので気にしない。

無事ティエルノに勝利。

VSトロバ
最後はトロバとの勝負だ。
手持ちが全回復したことで、一番手がヒヤップに戻る。

まずはライチュウ。
タイプ相性を考え、ヒヤップからヤナップに交代。「ほっぺすりすり」でまひ状態にされたが、かまわず「あなをほる」で攻撃。一撃で倒す。

次のプテラは、すばやさが高い厄介な相手。しかも「ちょうおんぱ」で混乱させてくる。
まひに続いて混乱とか、状態異常のオンパレードだ。嫌がらせか? トロバっぽいと言えばトロバっぽいけど。
まひ+混乱状態になりながらもなんとか行動することに成功し、「タネばくだん」を入れる。残念ながら二発目を打つ前にヤナップはやられてしまったが、プテラの体力を半分以上削れたのでよしとしよう。

あとは頼んだぞヒヤップ! 「ちょうおんぱ」を避け、「なみのり」で攻撃。いわ・ひこうタイプのプテラには効果バツグンだ!

トロバの最後の手持ちは、やはりフラージェス。
フェアリータイプに効果バツグンをとれないため、タイプ一致わざの「なみのり」で地道に攻めていく。しかし、二度の「ないしょばなし」を受けてとくこうを下げられてしまった。
ダメージが通りにくくなったので、ここはバオップに交代だ。直後くさタイプの「エナジーボール」が飛んできた。あぶなっ!

最後はバオップの「かえんほうしゃ」で決める!

フラージェスを倒し、トロバに勝利。
か、勝った! ライバル三連戦を制した!
これまでのジムリーダー戦やフラダリ戦とは比べものにならないほどの激戦だった。確かに歯ごたえのあるバトルを望んでいたけど、これは難易度が高すぎるぞ……
次はいよいよ最後のジムバッジをかけた戦いだ。まあ、三連戦を制した三猿たちなら余裕でしょ。
三猿との旅は次回へ続く! 続くったら続く!
次回▶三猿と行くZ-A予習の旅!#19『VSウルップ!最後のジム戦』【ポケモンXY】
コメント