最近、ブログの更新が滞りがちである。理由の半分は朝から晩までオリジナルRPG制作に勤しんでいるからだ。残りの半分はネタが思いつかないからである。
RPGの花形と言えばダンジョン、そしてダンジョンと言えばギミックだろう。異論は認める。
『ポケモン』と『黄金の太陽』シリーズの英才教育を受けてきたせいか、ぼくはダンジョンギミックをこよなく愛している。難解すぎたり数が多すぎたりすると意欲を失うけど。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の祠チャレンジは自力で解くのをあきらめたものも多いけど。攻略情報を見ずにあれをぜんぶ解けた人はすごい。
そこで今回は、ダンジョンにギミックを導入せずにはいられないぼくが、どこかのRPGで見たことあるような定番のダンジョンギミックをいくつか紹介する。
ぼくのようにRPGツクールでゲームを作っている人がいたら、ぜひ参考にしてみてほしい。
隠し通路
まわりと微妙に模様が異なる床、意味ありげにくぼんだ壁。そんな怪しい場所を調べると現れるのが隠し通路だ。進んだ先にはたいていお宝が眠っている。
隠し通路の存在は探索のやりがいや楽しみを増やす一方で、あまりにヒントがなさすぎると匙を投げられてしまう可能性が高い。救済措置として、隠し通路の場所がわかるようになるアイテムを用意しておくといいかもしれない。
詳しくはこちら▶【RPGツクールMZ】隠し通路の作り方とプラグイン紹介
押せる岩
文字通り、押すことで動かすことができる岩。ツクール公式ホームページでも作り方が紹介されているほど、定番の仕かけ。
単純に通路をふさぐ岩をどかす以外にも、さまざまなバリエーションが考えられる。
岩の数を増やせばパズル要素が増すし、岩ではなく足場を動かせるようにすればマップの立体感が増す。指定位置まで岩を動かして、先へ進むための仕かけを解除するなんてパターンも考えられる。
ただし、押せる岩の配置によっては詰む可能性も出てくるので注意。特にツクールでは、エディタを上書きしてセーブデータの続きからゲームをはじめると、岩(イベント)が初期位置に戻る仕組みになっている。
仕掛けのあるダンジョン内はセーブ禁止にしておくと、事故が起きる可能性をなくすことができるので安心だ。
滑る床
一度滑りはじめると、障害物にぶつかるまで同じ方向に滑り続ける床。氷系のダンジョンで見かけることが多い。「こんなふうに滑り続けるなんてありえない。リアルさに欠ける」なんて野暮なツッコミはなしだ。ゲームとはそういうものである。
すべての床が画面内におさまってくれていると正解のルートを逆算しやすいが、画面外にまで広がると全体像の把握が困難になり難易度が上昇する。
押せる岩と組み合わせて、岩を滑らせながら指定位置まで運ぶなんてギミックもいいかもしれない。
強制移動の床
特定の方向にしか進めない床。滑る床と異なり、どの向きから進入しても進む方向は同じである。矢印が敷き詰められた床を見たら、このギミックが使われていると見てまず間違いない。
一筆書き
同じ床を踏まずに、すべての床を通過しなければならないギミック。同じ床を二度踏んでしまったらやり直しだ。
一回踏むとヒビが入り、二回踏むと穴が開くパターンが多い。そして仕かけのあった部屋に戻ると、なぜか床が修復されている。いつ誰が直しているのか。それは聞いてはいけないお約束である。
詳しくはこちら▶【RPGツクール】2回踏むと崩れる床ギミックの作り方
トゲ床
床からトゲが飛び出すトラップ。遺跡系ダンジョンでよく見かける。触れると当然ダメージを受ける。
常にトゲが飛び出しているパターンもあれば、定期的に引っ込むパターンもある。
毒沼
ギミックと言っていいかわからないけど、プレイヤーが移動するたびダメージを受け続ける毒沼もRPGの定番だ。頑丈な防具を貫通するほど強力な毒素を含んでおり、ファンタジー世界の過酷さを思い知らされる。
魔物などに滅ぼされた村にはだいたい毒沼が発生しがちだ。
暗闇
マップの視界制限。太陽の光が届かなそうな洞窟ダンジョンなどでたまに見かける。
アイテムを持っていたら明るくなるパターンなら許せるが、終始視界が悪いダンジョンはただただストレスがたまるだけなので注意。
透明な床
目に見えない足場。床が崩れて通行不能かと思いきや、透明な床が敷かれていて実は進める。
コメント
しばらく投稿きてませんね・・・
体調崩したのでしたらお大事に。
(もしかしたら就職先を探してるのかも?・・・または旅行?)
ゲーム作りでは?