【ゼノブレイド3】新たなる未来のキャラクター解説

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ゼノブレイド3

ゼノブレイド3の追加ストーリー『新たなる未来』の配信が、2023年4月26日から開始されました。

今回は、追加ストーリーに登場したキャラクターたちを簡単に紹介します。

本作だけでなく、ゼノブレイドシリーズの過去作のネタバレを含んでいるためご注意ください。

マシュー

ゼノブレイド3の追加ストーリー『新たなる未来』の主人公。フルネームはマシュー・ヴァンダム。

シティーでは、祖父のゴンドウと妹のナエルとともに暮らしていた。両親は約15年前のメビウスとの戦いで命を落とした。ちなみに、曾祖父はノア(のちのメビウス・エヌ)、曾祖母はミオである。

シティー壊滅直後にエイと出会い、シティーの生存者を探す旅を続けている。

ゼノブレイド3本編に登場したゴンドウ、モニカ、ゲルニカの祖先であり、六氏族のひとつ、ヴァンダム家の始祖。

アルファを倒したのち、独りで放浪の旅に出た。

本編では「シティー再興後にはドイル家の始祖にシティーの全てを託し、放浪の旅に出立。その後の消息を知る者はいない。」と書かれている。もしこの記述のとおりならば、旅に出たマシューが仲間のもとへ戻ることは二度となかったと思われる。

マシューのブレイドにはホムラ(ヒカリ)と同形状のコアクリスタルが埋めこまれており、どういう経緯をたどったのかは不明だが、プネウマが宿っている可能性が高い。エヌは“終の拳”と呼んでいた。

マシューのファミリーネームであるヴァンダムは、少年時代のレックスに多大な影響を与えた傭兵と同じ名前である。

ヴァンダムの名を持つマシューが、ホムラのコアクリスタルがはまったブレイドを操る様を見ていると、いろいろ感慨深い。

ナエル

マシューの妹。曾祖父ノアの影響が色濃く出た兄と異なり、曾祖母ミオに似た容貌をしている。アグヌスの血――コアクリスタルの特性を強く受け継ぐ。

シティーの仲間がアイオニオンの兵士たちにより殺されたことに絶望し、彼ら兵士をさらに恨むようになった。

変化を拒み、平和な“いま”の暮らしが存続することを強く願う。

ある日、浜辺でウーシアのコアクリスタルを拾ったことがきっかけで、アルファの依り代となる。シティーがメビウス・エヌに襲撃されたときに行方不明となった。

シティーを再興した六氏族のひとつ、ドイル家の始祖。

エイ

マシューと行動をともにする謎の女性。

その正体は、ゲートを制御するために作られたトリニティ・プロセッサーのひとつ「ウーシア」であり、アルファから切り離された、いわば良心。シュルクたちと旅をしたわずかな記憶を頼りに作られた存在。

シティーでメビウス・エヌとゴンドウがぶつかった際に生じたウロボロスの力がきっかけで、ウーシアの枷から外れた。

ゼノブレイドではアルヴィースという名の男性の姿でシュルクたちの前に現れた。

同じトリニティ・プロセッサーであるプネウマ(ホムラ・ヒカリ)が女性人格、ロゴス(メツ)が男性人格であることから、その間を取り持つウーシアは男女どちらの人格を持っているらしい。

左耳には、アルヴィースがつけていた首飾りと同様、コアクリスタルの形をしたイヤリングをつけている。

アルファ撃破後、シュルクやレックスとともに世界を支える礎として消えていった。

ゼノブレイド3本編で語られた七人目の始祖の可能性が高い。

ニコル

ケヴェス兵。おそらくシュルクとフィオルンの子どもの生態情報を基にして誕生したと思われる。

マシューとエイの活躍により、命の火時計から解放された。ほかの兵士のようにブレイドを出すことができないため劣等感を抱いている。

シティーを再興した六氏族のひとつ、オーツ家の始祖。

アルファを討った直後、シュルクから寿命を分け与えられたことにより、元兵士でありながら80歳まで生きることができた。

父親同様、機械いじりが得意で、リクとともにウロボロス・ストーンの進化に尽力。

ラグエル湖のキズナビューでは、父親であるシュルクと同じセリフ「穏やかじゃないですね」を口にする様子が見られる。

カギロイ

アグヌス兵。赤髪と炎はホムラ、長髪と勝気な性格はヒカリを彷彿とさせる。おそらくレックスの子供の生態情報をもとに作られたのだろう。

マシューとエイの活躍により命の火時計から解放されたものの、ニコルと違い、成人を迎えることが仲間への弔いになると考えていたため、状況の変化をすぐには受け入れられなかった。

シティーを再興した六氏族のひとつ、ローディス家の始祖。

アルファを討った直後、レックスから寿命を分け与えられたことにより、元兵士でありながら80歳を超えてもなお存命できた。

追加ストーリーのとげとげしい性格を見る限り、ゼノブレイド3本編で語られた「非常に柔和で心優しい」という人物像にはやや疑問符を抱くが、仲間と過ごすうちに丸くなっていったのかもしれない。

シュルク

ゼノブレイドの主人公。『新たな未来』ではレックスとともにリベレイターを率いている。拠点のコロニー9は、かつてシュルクが育った場所。

巨神ザンザを討ったあと、フィオルンと無事結婚、さらに子どもも生まれたらしい。子どもの生態情報はオリジンに保存されており、その情報をもとにして誕生したのがケヴェス兵のニコルだと考えられる。

アルファとの戦いで右腕を失い、現在はリクに作ってもらった義手をつけている。

赤い大剣を左腕だけで振るう様は、シュルクの義兄(フィオルンの兄)であるダンバンを想起させる。ダンバンもかつて機神兵との戦いで右腕を負傷し左腕だけで剣を扱っていた。

フィオルンとダンバンがかつて暮らしていた邸宅は、後にリクの工房となる。

アルファを倒したのち、消滅現象が繰り返し起きる世界を少しでも延命させるため、世界を支える礎となった。

シティーを再興した六氏族のひとつ、リイド家の始祖は、シュルクの弟子。おそらくパナセア。

ゼノブレイド3の本編では、リイド家始祖の師匠として像が飾られている。

レックス

ゼノブレイド2の主人公。『新たなる未来』ではシュルクとともにリベレイターを率いている。

メツを討ったのち、ブレイドであったホムラ、ヒカリとの間にそれぞれ子どもを生んでいる。髪の色から推察するに、おそらくホムラとの子どもの生態情報を基にして誕生したのが、アグヌス兵のカギロイだろう。

出会った当初こそカギロイとの距離感を掴みかねていたが、ウロボロスパワー覚醒を機に彼女を認めるようになった。

アルファとの戦いで左目を負傷し、隻眼となる。

ホムラとヒカリと思しき2本の大剣を振るっているが、レックスのセリフからすでに二人はいなくなったと思われる。

マシューを小僧呼びするなど言動がメツに酷似しており、影響を受けたのかもしれない。

アルファを倒したのち、消滅現象が繰り返し起きる世界を少しでも延命させるため、世界を支える礎となる。

シティーを再興した六氏族のひとつ、カシィ家の始祖は、レックスの弟子。おそらくリンカだろう。

ゼノブレイド3本編では、カシィ家始祖の師匠として像が飾られている。

アルファ

『新たなる未来』のラスボス。もとは地球で作られたトリニティ・プロセッサーのひとつ、ウーシア。クラウス(ザンザ)の後悔の念を受けて、ゼノブレイドの巨神界に誕生した。

ゼノブレイドのラストで主人公のシュルクに世界の未来を託したが、トリニティ・プロセッサーの残りのふたつ、ロゴス(メツ)とプネウマ(ホムラ・ヒカリ)が欠けたうえ、誕生のきっかけとなったクラウスが消えたことにより、ただの冷徹な機械となってしまった。

メビウスの手に落ちたアイオニオンを抹消し、新たな未来へ向かおうと画策。シティーの人間以外を古い命とみなし、切り捨てようとした。

オリジン内部にてシュルクとレックス、そしてメビウス・ゼットと死闘を繰り広げた後、より強い力を行使するための依り代としてナエルを選ぶ。その後、マシューを取り込むため、再び姿を現す。

黒い霧によって生まれた霧乃獣を手先として使っている。

リク

ゼノブレイド3本編にも登場したノポン。

父親はメリアとともに旅をしたという発言から、おそらくリキと思われる。

アイオニオンが誕生する以前の世界から生きており、その寿命は数百年を優に超えている。数億歳とされるノポン・ダイセンニンがいることから、ノポン族は総じて長寿命生命体なのかもしれない。実際、リクのほかにもゼノブレイド3本編まで生き延びているノポンがいる。

終の剣をメリアから受け取り、ラッキーセブンと名付けた。7という数字は、ゼノブレイドの主人公パーティ(シュルク、ライン、カルナ、ダンバン、メリア、リキ、フィオルン)と人数が一致している。

メリアを師匠と呼ぶ。

ウロボロス・ストーンの研究を進めており、アルファとの戦いののち、コロニー9からケヴェスへと拠点を移した。

エヌ

ケヴェスの執政官のひとり。カギロイ曰く、ほかの執政官は楽しそうに目をキラキラさせているが、エヌの目は光を失っているとのこと。

もとは人間だったが、ミオと過ごす永遠のいまを求めたことでメビウスとなった。ミオ復活を条件に、アルファの力を削ぐためシティーの人々を抹殺するようゼットから命じられる。その際、息子であるゴンドウを自らの手で殺害した。

レックスの視線から推察するに、エヌの持つ終の剣(の鞘)にはロゴス(メツ)が宿っているのかもしれない。

一度はマシューたちを排除しようとしたものの、失敗に終わる。その後、アルファを倒すという目的を達成するため、不本意ながらマシューたちと共闘。最後は終の剣をマシューのブレイドと共鳴させることで、ウロボロスの力を解放させた。

パナセア

リベレイターの一員。シュルクを師匠と仰ぐ。19歳。

明確な描写はないが、ゼノブレイドでシュルクとともに旅をしたカルナの娘の可能性が高い。位置は違うものの、カルナと同じく口元にほくろがある。

シティーを再興した六氏族のひとつ、リイド家の始祖と考えられる。

リンカ

リベレイターの一員。レックスを先生と仰ぐ。18歳。

おそらく、ジークとサイカの間に生まれた子ども。緑色の髪とメガネがサイカを彷彿とさせる。

また、メビウス・ダブリューとの戦闘シーンでは雷球を使った攻撃をしていた。

シティーを再興した六氏族のひとつ、カシィ家の始祖と考えられる。

コパミ

リベレイターの一員。料理が得意な女性。

祖父から代々受け継いできた秘伝のカレーをマシューたちに振る舞う。このカレーが、おそらく本編で登場するモニカレーの原点だと思われる。

祖父のコパムはゼノブレイドにて登場。コロニー9でカレー屋を営んでおり、まだ少年だったシュルクと親交があった。

タガネ

マシューたちが旅の途中で出会うノポン。ダンジョン(カラクリ洞窟)作りを行っている。テンション高め。

アルティメットハンマーを所持しており、ゼノブレイド3本編でも登場する。

コメント

  1. 匿名 より:

    アルファが冷徹な機械になった理由はシュルクが神なき世界を望みザンザを斬ったからですよ

  2. ライム ライム より:

    エイのセリフを見返したら、ザンザ消滅の影響は大きそうですね。追記しました。

  3. 名無し より:

    のちの”エヌ”な?

  4. ライム ライム より:

    ご指摘ありがとうございます。

  5. 匿名 より:

    始祖の7人目は状況的にエイじゃなくてリクっぽくないですか?エイは消滅現象を押さえに行って居なく、台座になっているウロボロスストーンに関わっているのがリクですし。

  6. きつねこ より:

    カギロイはホムラとヒカリの子供2人の生態情報から生まれたとも考えられますよね。
    もともとホムラとヒカリは一心同体で記憶も共有してましたので、オリジンに一人と認識されたのでは?それなら性格はヒカリそのものなのも納得です。

  7. 匿名希望 より:

    自分も7人目の始祖はリクだと考えています。エイは既に居ないし、本人の希望で…と考えるとリクかな?と。
    ウロボロスストーンへのリクの貢献度は高い!

  8. ライム ライム より:

    リクはウロボロス・ストーンをパワーアップさせた立役者ですし、可能性は十分にありますね。
    個人的には、六氏族の像にあえてリンカやパナセアではなくシュルクとレックスが入ってる点からDLCで操作可能キャラに合わせている、と考え、エイ説をおしていましたが、実際のところはどうなんでしょう……。

  9. ライム ライム より:

    盲点でした。
    ホムラとヒカリの関係は複雑なので、彼女たちの子供もまたイレギュラーな部分があったのかもしれませんね。

  10. ライム ライム より:

    リクがいなければニコルもカギロイもウロボロスパワーを覚醒させることは難しかったでしょうから、貢献度は計り知れないですね。
    リクの性格からすると、像の設置も辞退するでしょうし。
    ゲーム中では明言されなかったので、考察がいろいろはかどります。

  11. 匿名 より:

    旧ダンバン家でのイベントではリクはアルファ戦の後にケヴェス側に隠れて終の剣を使い手を探しつつメリアを奪還するタイミングを窺うって言ったような気がしますので(隠れて生きていくから名前を表に出したくない理由で像がない)個人的に7人目の始祖はリクだと思います。

  12. 匿名 より:

    すみません、パナセアとリンカの年齢はどこの情報ですか?
    自分が見落としたかもしれません

  13. ライム ライム より:

    ヒトノワに載っていました!

  14. 匿名 より:

    盲点でした!ありがとうございます!

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