2021年3月末に仕事を辞め、それからずっと無職ライフをエンジョイしてきた。当然タダではない。ひとり暮らしということもあり、毎月最低でも10万円が生活費として吹っ飛んでいった。単純計算すると、4年間で480万だ。

……2024年12月は30万以上も支払ってるんだが? ぜんぜん10万におさまってないんだが?
まあ、この月はノートパソコンを買い替えたから例外である。大丈夫、その次の月はちゃんと

20万も支払ってるんだが?
ということで、税金の支払いや大型出費を考慮すると、4年間で支払った金額は500万を優に超える。改めて見るとびっくりする金額だ。これだけの額のお金を使いつくしただなんて、労働に縛られない自由な生活の代償は大きい。というか、よくそんなに貯金があったな。そっちもびっくりである。
500万以上もの大金を無意味に溶かしたかと思うと、涙が出てくる。資格を取ったとかゲームを完成させたとか、無職期間中になにかひとつでも成し遂げられたことがあればよかったのだが、実際はXやYouTubeを眺めるばかりの日々だった。
最悪である。自律できないのに無職になんてなるもんじゃない。
ずいぶん前から貯金が底をつきそうつきそう言っていたが、とうとう本当に貯金が底をついた。このままだと死ぬ。家を失い、食べるものも手に入れられず、路上で野垂死ぬ未来が目と鼻の先まで迫ってきている。
ということで、先々月の7月末から仕方なくアルバイトをはじめた。苦渋の決断である。できることなら一生無職、というかニートでいたかった。
ちなみに、ニートと呼ばれるのは34歳以下までらしい。ずいぶん前に小説を読んで知った。まさかこの知識を披露する機会に恵まれるとは思わなかったよ!
そんなわけで、2025年7月末から無職はフリーターに進化した。
めでたい。いや、気持ち的にはぜんぜんめでたくないけど、一般的にはめでたいと言っていいだろう。社会のお荷物から社会に貢献する存在になれたのだ。生活保護を回避したことで、社会福祉費の抑止に一役買えた。誰かほめてください!
いきなりフルタイムで働くのは無謀だろうということで、いまはスキマバイトに挑戦している。タイミーである。
田舎なので募集件数自体少ない。おかげで毎回、争奪戦になっている。まさか仕事を奪い合う日が来るなんて思わなかったよ!
重い腰を上げて働き出してから、1か月ちょっと。やっぱり労働はきつい。でも、思ったほどではない。職場の人間関係に悩まされることは少ないし、仕事内容も単純作業ばかりだ。ぼくのようなコミュニケーション能力が壊滅的な人間でも、なんとかしがみつけている。働き口が毎回都合よく見つかるわけではないため、不安定な面はあるものの、とりあえずはなんとか生活していけそうだ。
ただ、完全無職のときと比べたら、自由時間は大幅に減った。午後に仕事があれば午前中はずっと気もそぞろだし、午前中に仕事があれば午後は疲れてぐったりしている。たとえ数時間の労働でも、1日のうちのどこかで働くと、その日はもう駄目である。
おかげで、ただでさえサボり気味だったブログの更新頻度が、さらに少なくなってしまった。8月なんて2回しか更新できていない。それでもコメントをいただけているんだから、こんな低浮上のブログを見捨てずにいてくれる読者の皆様には本当に感謝しかない。ありがとうございます。今後も元気なときに更新していきます。
正社員復帰を目指すのか。それともアルバイトでずっと生計を立てていくのか。考えなければならないことが山積みだ。これから決めていかなければならない。
ちなみに、明日は休みである。仕事の争奪戦に負けたからだ。働くのが嫌で仕事を入れなかったわけでは、断じてない。
コメント
頑張って!