誰でも手軽にRPGを作ることができるRPGツクールシリーズ。
ゲーム制作に必要なグラフィックや音楽素材が同梱されており、イラストが描けなくてもプログラムがわからなくても、ゲームを簡単に製作できるツールとして人気を誇っています。
2020年8月20日のRPGツクールMZ発売から約1年半。
ツクールシリーズ最新作である『RPG Maker Unite』が、2022年にリリース予定であることが発表されました。すでにSteam上では最新作のページがオープンしており、開発段階の画像を見ることができます。
今作の最大の特徴は、Unity上で動くこと。
Unityと言えば、PCだけではなく、iOSやAndroid、ほかにも家庭ゲーム機など複数のプラットフォームにも対応しているエンジンとして有名です。
RPGツクールMVやMZではスマートフォンにも対応していましたが、最新作の『RPG Maker Unite』では、よりモバイルアプリ等への出力がやりやすくなるかもしれません。
以下、開発画像を見て気になったところをピックアップしていきます。
- 大きな1枚絵を使ったマップが製作可能?
- これまではデータベースでマップタイルの設定を行っていたが、今作ではマップエディタ上でマップを作りながら設定可能?
- タイルセットがこれまでのA~Eから増え、Gまで設定可能?
- マップレイヤーはXPやMZ同様、細かく切り替え可能?
- [マップ][イベント]に加え、[アウトライン]ページが追加?
- キャラクターの等身が上がる?
ほかにも、プログラミング言語はC#になるのか、どこまでの拡張性があるのか、多くの点が気になります。
RPGツクールシリーズの正統な後継ツールというよりは、ラノゲツクールMVやアクションゲームツクールMVのような立ち位置と言えるかもしれません。
具体的な発売時期や詳細はまだ発表されていないため、今後の続報が期待されます。
なお、今後「ツクール」シリーズは海外名の「Maker」に名称を統一していくとのこと。ツクールシリーズが全世界で100万人を超えるユーザーに利用されていることや、今後世界規模での展開を見据えてのことだそうです。
Unityでゲーム開発するための第一歩として、『RPG Maker Unite』を使うという選択肢もありかもしれませんね。
それでは、よいツクールライフを!
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