ブログをやっているとスパムコメントがバンバン飛んでくる。コメントはうれしいけれど、スパムコメントはうれしくない。その多くが海外の怪しいサイトへ飛ばそうとしてくるからだ。コメントに張りつけられたリンクをうっかり踏んだら最後、パソコンがウイルスに感染し、人には決して言えない検索履歴や妄想を書き連ねた小説の数々が全世界へ流出してしまうに違いない。とんでもない罠だ。怖すぎる。
そんなスパムコメントだが、最近はやたら文章の精度が高い。以前は全文英語だったのに、いまは日本語で書かれたのものがほとんどだ。しかもかなり自然な文章だから、ふつうのコメントといっしょに並べて表示されていたら見破れるかどうか怪しい。それぐらいスパムコメントも進化してきている。一例をお見せしよう。

これはスパム。

これはスパムじゃない。

これはスパム。

これはスパムじゃない。
……スパムコメントのほうが圧倒的に日本語がまともなんだが? なんなら、めちゃくちゃこのブログのことをほめてくれるんだが? ヘンな海外サイトへ誘導するリンクが張りつけられていなければ、迷わず承認ボタンを押していたところだ。その怪しげなリンクを外してもう一度コメントしてこい!
ChatGPTやらGeminiやら、最近は生成AIの台頭が激しい。技術レベルが上がれば上がるほどぼくらの生活は楽になるわけだが、同時にスパムもより巧妙になってくる。「日本語うまくなってるなー」なんて笑っていられるのも、いまのうちかもしれない。
それはそうと、スパムじゃないのに、ときどき送られてくる怪文書はなんなんだろうか? バイオハザードの日記だって、もうちょっとわかりやすく書かれているというのに。
こっちはこっちで謎である。
コメント
スパムじゃないコメント面白すぎるだろ。
もしかしたらスパムコメントも狂うべきなのかもしれない。