大学時代に一人暮らしを始めてから今年で12年目。これだけ長い間一人暮らしを経験していると、自ずと使うもの、使わないものがはっきりわかってきます。
そこで今回は、一人暮らしに必要なもの、逆になくても大丈夫だったものを紹介していきたいと思います。
大きい家具は一度買ってしまうと後戻りできません。最初は必要最低限の家具や家電だけをそろえ、それ以外のものは必要性を強く感じたときに買い足すようにしましょう。
基本的に必要なもの
一人暮らしをするうえで、家にないと困るもの。
家電
冷蔵庫
食材の保存に必要。料理が趣味でなければ、2ドアで150L前後の容量があれば十分です。冷凍庫が大きめのものを選ぶと、より多くの冷凍食品や食材を保存できて便利。
ドアが左右どちらにもつけかえ可能なタイプであれば、壁の位置に関係なく置くことができるので、設置場所を選びません。
洗濯機
5.0kg前後の容量があれば一人暮らしには十分です。現在、自分が使っている全自動洗濯機の容量は6.0kg。
世間では乾燥機能付きのドラム式が人気だけど、値段が高かったりサイズが大きかったりするので注意が必要。
購入するときは、洗濯機が入るかどうかちゃんとサイズを確認しようね!
なお、物件によっては部屋に洗濯パンが取り付けられていないところもあります。そんなときは、洗濯機の下にマットトレーを敷くなどして振動対策をしておきましょう。
炊飯器
自分は3合炊きのものを使っていますが、1食につき1合近く食べるので、正直5合炊きぐらいあってもいいと思う。
一度に多く炊けたほうが炊く回数も釜を洗う回数も少なくすませられるので、いろいろ手間が省けます。
余ったご飯は小分けにして冷凍庫で保存しておけばOK。
エアコン
ないと死ぬ。特に夏。
電子レンジ
一人暮らしの強い味方。冷凍食品の解凍からコンビニ弁当の温めまで幅広く活躍。
オーブン機能がついていれば作れる料理の幅が広がるものの、自分は一回も使ったことがない。
電気ケトル
カップラーメンやインスタント味噌汁を作るときに持っていないと困ります。あっという間にお湯が沸くので超便利。
ガスコンロでも代用できますが、火を使わず時間もかからない電気ケトルのほうがおすすめ。容量は0.8Lもあれば十分です。
コンロ
自炊をするなら、2口あると便利。そうでないなら、1口もあれば事足ります。コンロではなく、IHヒーターもおすすめ。
家具
寝具
三大欲求のひとつ、睡眠欲を満たすために必須。
ベッドか布団かは人それぞれ。ちなみに自分はベッドです。
ただし、ベッドはスペースをとる、部屋の模様替えをしようと思ったときにとにかく邪魔、下に埃が溜まって掃除が面倒などなど、デメリットがそれなりにあるので注意。
大きいベッドフレームを買ってしまうと、あとで後悔することも。
折りたたみベッドも選択肢としてあり。
カーテン
「自分の生活を通行人に見てもらいたい!」という変態でない限り、カーテンは買いましょう。購入するときは、サイズ確認を忘れずに。
ちなみに、値段が安くて生地が薄いカーテンだと、夜、電気をつけた際に外から部屋の中がうっすら見えてしまう場合があります。
テーブル
やっぱり勉強したり食事したりする場所は必要。
なお、持っていないからといって慌てて買わなくても、引っ越し直後はダンボール箱をテーブル代わりにしてしのぐという手もあります。見栄えは最悪ですが。
蓋つきゴミ箱
ゴミ箱は、現在キッチンにひとつだけ置いています。
夏場は臭いが気になるので、できれば蓋つきのものを選びましょう。ペダルがついていると開け閉めがだいぶ楽になります。
前はリビングにもゴミ箱を設置していましたが、撤去しました。たいしてゴミが出ないことと、レジ袋の有料化にともないゴミ箱にセットする袋を入手できなくなったことが理由。
いまは、ポストに突っ込まれたチラシを折って、くず入れとして代用しています。
日用品
- ゴミ袋
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- ドライバーセット
- 筆記用具
- はさみ
- ガムテープ
- タオル
- 歯ブラシ
- シェーバー
- スポンジ
- 洗剤
- ラップ
- シャンプー
- ボディソープ
- ハンドソープ
- ハンガー
- 洗濯ばさみ
- 洗濯ネット
- 洗濯かご
- 物干し竿
調理用具
- フライパン
- 鍋
- おたま
- 包丁
- まな板
自炊をするにしてもしないにしても、最低限の調理器具はそろえておいたほうが安心です。
食器
- グラス
- 茶碗
- お椀
- 平皿(大・小)
- どんぶり
- 箸
- スプーン
- フォーク
1つずつだけだと毎日洗わなければならなくなるので、自分は最低でも2人分用意しています。
食器は、野菜炒め・豚肉の生姜焼き・カレー・スパゲティ・親子丼といった自炊の定番料理を盛りつけできるものを用意しておけばとりあえずOK。
あると地味に便利なもの
使う頻度で言えば1年に数回あるかないかぐらいですが、いざというとき家にないと困るもの。
絆創膏
自炊していると、1年に1回ぐらい指を包丁でざっくり切ることがあります。ほかにも、食べ終わったサバ缶を洗おうとして、縁で指を怪我することも。
出血が止まらないと、おちおち家のものにも触れないので、絆創膏は常備しておくのがおすすめ。
G対策グッズ
人類の天敵、ゴキブリ。やつらはいつなんどき現れるかわからないので、対策は万全にしておきたいところ。
蚊取り線香
夏、たまーに蚊が家の中に侵入してきます。羽音が聞こえたら要注意。
眠っている間に蚊に刺されると、かゆみで起きてしまうことがしばしば。睡眠の質が下がるので、蚊が家の中にいるときは蚊取り線香をたいて滅しましょう。すべては安眠のため。
帽子
公務員時代、寝癖直しとして帽子が活躍していました。
ただでさえ忙しい朝、水で濡らしても形状記憶合金のごとく変わらない寝癖に、いったい何度苦しめられたことか。
そんなときは、帽子を被りながら車に乗って出勤することで、無理やり髪を押さえつけていました。
飲料ゼリー、スポーツドリンク
一人暮らしで風邪をひくと最悪です。
近くに友人や家族が住んでいるなら買い出しを頼めますが、そうでなければ一人で耐え忍ばなければなりません。
いざ風邪を引いてしまったとき、家になにも口にするものがない、という状況にならないためにも、ゼリー飲料やスポーツドリンクを常備しておくのがおすすめ。
買わなくてもよかったもの
購入したけど、実際に生活していく中で必要なかったと感じたもの。
掃除機
部屋の大きさにもよるけど、クイックルワイパーやコロコロだけで十分。掃除機はコンパクトなものでも意外とスペースをとるし、定期的なフィルターのお手入れが面倒。
浴槽の蓋
風呂は自分しか利用しないのだから、蓋をして保温する必要がない。カビの温床にしかならず、浴室掃除の邪魔。
風呂椅子、湯桶
立ったままでも身体を洗えるため、不要。
基本、浴室の中に置いたままなので、カビも生えやすく手入れが地味に面倒です。
扇風機
夏場はエアコンがあれば十分。扇風機は場所をとるし、片付けや取り出す作業が面倒。
敷物
ラグとかカーペットとか。髪の毛とか埃が絡まって見苦しい見た目になるのがオチ。
時計
スマホで十分。
一時期、目覚まし時計をベッド脇に置いていたが、アラームを止めようとした際に誤って床に叩き落としてフローリングを傷つけてしまった経験があるので、それ以来撤去した。
タイマー
スマホで十分。
アイロン
公務員時代はポロシャツとか着ていることが多かったこともあり、自分は結局ほとんど使いませんでした。
シワになりにくいワイシャツを買えば、アイロンがなくても問題なし。
たぶんいらないもの
正確に言えば、「ほしいなあ」と何度か思ったけど、買わなくても結局ぜんぜん問題なかったもの。
スピーカー
壁が薄くて、音楽とか大音量で聞ける環境じゃない。
三角コーナー
ズボラな人は絶対いらない。たぶん、手入れをさぼってすぐ汚れる。生ごみが出たら、その都度ビニル袋に入れるなりしてゴミ箱に捨てたほうがいい。
ミキサー
ミキサーとかフードプロセッサーとか。自炊に目覚めない限り使う機会なし。
ソファ
オシャレな部屋にはよく置いてあるけど、スペースとるし、不要になったときの処分の煩雑さを考えると手を出しづらい。
間接照明
天井の照明だけで十分。
最後に
一人暮らしを始めたてのころはいろいろなものに手を出しがちですが、ずっと使い続けるものはごくわずか。
部屋にものがあふれると掃除も大変なので、不要なものはできるだけ持たないように気をつけましょう。
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