ライム

書評

『聖女ヴィクトリアの考察 アウレスタ神殿物語』春間タツキ(著)感想

本書は、第6回角川文庫キャラクター小説大賞<奨励賞>受賞作品です。作者は春間タツキ先生。魔法あり精霊ありのファンタジー世界で、帝位継承にまつわる陰謀に巻き込まれる――そんなあらすじを目にした瞬間、すぐ書店にダッシュして購入してきました。六七...
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書評

『アオハルの空と、ひとりぼっちの私たち』櫻いいよ(著)感想

櫻いいよ先生が描く、青春小説です。カバーイラストを手掛けるのは飴村先生。引き込まれるような青空、そして屋上。まさに“アオハル”って感じですね。好きです!本編もイラストと同様、とても爽やかな気分になれる物語でした。あらすじ高1の奈苗は、いつも...
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書評

『僕たちにデスゲームが必要な理由』持田冥介(著)感想

本書は、第26回電撃小説大賞における隠し玉として刊行された小説です。著者は持田冥介先生。表紙イラストはLOWRISE先生。いやいや、デスゲームが必要だなんて、いったいどういうこと? 書店で本書のタイトルをはじめて目にした際は、首をひねらずに...
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書評

『ずうのめ人形』澤村伊智(著)感想

『ずうのめ人形』は、澤村伊智先生が描く「比嘉姉妹シリーズ」の2作目となります。ちなみに1作目の『ぼぎわんが、来る』は、2018年に岡田准一主演で映画化もされました。表紙のイラストもおどろおどろしくて直視するのは気が引けますね。ホラー小説では...
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書評

『だから私は、明日のきみを描く』汐見夏衛(著)感想

高校を舞台にした、汐見夏衛先生が描く恋愛小説です。ナナカワ先生の優しい色合いのカバーイラストも素敵。柔らかいタッチを見ていると、ノスタルジックな気持ちになります。主人公・遠子の成長の軌跡や、彼方の遠子を気遣う優しさに触れることで、爽やかな読...
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ツクール

オリジナルマップ集を公開【RPGツクールVXAce・MV・MZ】

このブログで配布している、『RPGツクールXP素材(タイルセット)』を使ったサンプルマップを公開します。RPGツクールVXAce、MV、MZ版をそれぞれ用意しました。RPGツクールVXAceおよびMV版は17種類、MZ版は18種類のマップを...
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『夏へのトンネル、さよならの出口』八目迷(著)感想

八目迷氏のデビュー作品です。第13回小学館ライトノベル大賞において、ガガガ賞と審査員特別賞のW受賞をしました。先日読んだ同作者の作品『ミモザの告白』が面白かったので、購入を決意。まず鮮やかな青を基調とした表紙のイラストから引き込まれますね。...
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書評

『昨日がなければ明日もない』宮部みゆき(著)感想

杉村三郎シリーズの5作目となります。シリーズものですが、過去作を読んでいなくても十分楽しめる物語です。かくいう僕自身も、過去作のうちほかに読んだのは4作目『希望荘』だけですが、特に戸惑うことなく本書を読み進められました。あらすじ若い主婦が自...
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書評

『ミモザの告白』八目迷(著)感想

八目迷先生の3作品目の小説です。裏のあらすじを読んで、迷わず衝動買いしました。読書の醍醐味の一つは、自分が目にしたことのない世界に触れられることができるところだと思います。そういった意味で、本書は非常に稀有な経験をさせてくれる作品です。あら...
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書評

『#塚森裕太がログアウトしたら』浅原ナオト(著)感想

ドラマ化され映画化も決まっている『腐女子、うっかりゲイに告る』の原作者、浅原ナオト先生の3つ目の作品。デビュー作同様、本作も同性愛がテーマの物語です。あらすじ高3のバスケ部エース・塚森裕太は自分がゲイだとInstagramでカミングアウト。...
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