静岡県長泉町(ながいずみちょう)にある公園が、世界一小さな公園としてギネス世界記録に登録された。朝、スマホをいじっていると、そんなニュースが目に飛び込んできた。
これまでは自称「世界一小さな公園」だったが、ギネスに認められたことで晴れて正式に世界一小さな公園になったようだ。
ギネス世界記録か。興味がないと言えばウソになる。ぼくは「世界一」とか「限定」とか特別感を出す言葉に弱い。
よし、せっかくだから見に行ってみるか! 世界一小さな公園がどんなものか目に焼きつけてやる! 思い立ったらすぐ行動できるところが無職の強みだ。

ということで、静岡県三島市のJR三島駅にやってきた。
本来なら、駅南口から富士急シティバスのがんセンター線に乗り、長泉中央保育園で下車すれば公園にすぐアクセスできる。しかし、今回は節約のため徒歩で向かうことにした。北口に出たのもそのためだ。
富士山のほうに向かって歩くこと約20分。地図で示された場所に近づいてきた。

あ、これか。

これが! ギネス世界記録に登録されたばかりの! 世界一小さな公園!
……小ぢんまりした一人用ベンチの足元に草が生えているだけにも見えるが? 公園とは?

500mlペットボトルと比べたら、公園がいかに小さいかがよくわかると思う。作ろうと思えば個人でも作れてしまいそうだ。
一辺は約50cm。ギネスの認定証によると公園の面積は0.24㎡らしい。

そして、なぜか台座が回る。ちょっとした遊び心だろう。
あたりを探索してみたが、公園近くにコインパーキングはなかった。車で来る場合、停める場所に困るのが難点かもしれない。
たまに道の路肩に車を止め、さっと降りてさっと写真を撮ってさっと車に戻る人がいた。まあそうするしかないよな。近くに長泉町文化センター ベルフォーレの駐車場はあったが、利用者じゃないのに無断で停めたら怒られそうだし。
世界一小さな公園に興味がある方は、ぜひ見に行ってほしい。「実はぼく、世界一小さな公園を訪れたことがあるんだよねー」とみんなに自慢できるぞ。自慢になるかわからないけど。
コメント