『秋の乗り放題パス』7泊8日関西の旅―4日目・京都観光するならバス1日券がおすすめ―

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国内旅行

こんにちは、ライムです。

10月5日(火曜日)から10月12日(火曜日)にかけての7泊8日の関西旅行もいよいよ折り返し地点にやってきました。

京都に来る時に使った「秋の乗り放題パス」の利用期限が切れたので、今日からは京都観光に重点を置いていきたいと思います。記事のタイトルが紛らわしくてすみません。

4日目の軌跡

関西旅行・4日目ルート
  • 10:00
    京都駅
  • 11:00
    金閣寺

  • 13:30
    京都御苑
  • 15:00
    下鴨神社
  • 16:00
    鴨川
  • 17:00
    清水寺
  • 19:30
    京都駅

地下鉄・バス一日券を購入

これまでの疲労がたまっていたこともあり、ホテルでぐだぐだしていたらいつの間にか時刻は10時に。

慌てて京都駅(烏丸口)を目指します。

京都の観光地はひとつひとつがけっこう離れた場所に位置しているので、移動には公共交通機関の利用が欠かせません。

京都駅からバスに乗る前に、「地下鉄・バス1日券」を購入します。

こちらは利用日に限り、京都市営地下鉄・市営バス、京都バス(一部路線を除く)、京阪バス(一部路線を除く)、JRバス(一部路線を除く)が乗り放題になるというお得なパス。価格は1,100円。

バスのみが乗り放題になる「バス1日券」(700円)と悩んだんですが、とりあえず初めてということで利用範囲が広い「地下鉄・バス1日券」を選択。

結論から言うと、地下鉄はなくても良かったです。

まあ、購入したからにはちゃんと地下鉄も乗りましたけど。

券販売機に置いてある「地下鉄・バスなび」は忘れずにもらっておきます。どのバス停からどこ行きのバスが出ているか、マップを見れば一目でわかりますから重宝します。というかこれがないとかなり不便。観光中は手放せませんでした。

黄金に輝く金閣寺

京都駅のバス乗り場に来るたび、バスの系統の多さには驚かされます。乗り間違えると見当違いの方向に運ばれてしまうので、行き先の確認は大事ですね。

まず最初に向かったのは金閣寺。京都駅ロータリーのB3から205系統の京都市営バスに乗ります。行き先に金閣寺と表示されているのでわかりやすい。ちなみに、101系統と111系統の急行バスは営業を停止していました。コロナ禍で採算がとれていないのかもしれません。

12時前に「金閣寺道」に到着。そのまま少し歩くと、いよいよ金閣寺です。

拝観料400円を払って中へ。参拝門をくぐって進むと、すぐ黄金色の建造物が見えてきます。

室町幕府三代将軍・足利義満が改築、一新した金閣寺(正式名称は鹿苑寺)です。

どの角度から見てもきんきらきんに輝く外観は圧巻ですね。屋上には鳳凰像が立っています。

鏡湖池きょうこちに映る逆さ金閣を写真におさめ、先へ進みます。

平日ということもあり、参拝客はそれほど多くない印象。前に紅葉シーズンに来たときとは大違いです。

京の三松のひとつ、舟の形に仕立てられた陸舟りくしゅうの松も立派でした。

白蛇はくじゃの塚、夕佳亭せっかていと見て歩き、30分ほどかけて金閣寺をあとにします。

天皇のかつての御所、京都御苑

次は銀閣寺方面に向かうつもりで12時46分発の204系統バスに乗車。けれども地下鉄・バスなびを見ているうちに京都御苑に興味をひかれ、「烏丸丸太町」でバスを下車しました。そのまま地下鉄烏丸線に乗り込みます。

丸太町駅から今出川駅へ移動。

ただ、あとから知ったんですけど、京都御苑の入り口は丸太町駅から歩いて5分のところにもありました。わざわざ地下鉄に乗らなくてもよかったのか……。

今出川駅から地上にあがり、乾御門から京都御苑の中へ入ります。

来てみて驚きましたが、京都御苑はとにかく広い。Googleマップを見てもらえればわかりますが、長辺の長さが地下鉄の一駅区間と同じ距離です。

中は砂利の敷き詰められた道が長々と続いており、のんびり散歩するにはうってつけですが、歩くのが億劫になっている人や手早く観光名所を見たい人は苦労する場所です。広いし暑い。

全部を回り切ることは早々に諦め、京都御所に狙いを定めます。

さてこの京都御所ですが、もともと明治に至るまで天皇のお住まいだったということもあり、警察による警備が行われています。

入り口である清所門のすぐ隣には皇宮警察本部京都護衛署清所門警備派出所があり、門をくぐるとすぐに手荷物検査が待ち構えていました。

手荷物検査と聞いて内心びびってしまいましたが、ぜんぜん威圧的なものではなく、リュックサックの中を開けて軽く見せる程度のもの。人生初の手荷物検査は呆気なく終了です。

首から下げる入門証を受け取り、いよいよ御所の中へ。

日本史の教科書で見た紫宸殿を目にします。お庭(御池庭)も立派。広すぎて移動だけでも苦労しそう。

この日はちょうど宮内庁の職員が研修の一環か何かで見まわっていました。警察といい宮内庁といい、普段はなかなかお目にかかれない公務員を目にし、特別な場所だと再認識。

なお、京都御所の公式ホームページは宮内庁が管理しています。

下鴨神社・糺の森を歩く

14時40分頃、京都御所を見学し終えたあと、下鴨神社へ向かいます。

地下鉄烏丸線今出川駅から北大路駅へ。市バスに乗り、15時過ぎに「下鴨神社前」で下車。

今回、地下鉄とバスを乗り継ぎましたが、バスだけであれば「烏丸今出川」バス停から「河原町今出川」バス停へ行き、そこから205系統バスに乗り「ただすの森」または「下鴨神社前」まで行くのもありだと思います。

あるいは、京都御所から下鴨神社まで20、30分ぐらい歩けばなんとか到着できる距離なので、散歩がてら徒歩でも行けそう。

下鴨神社では300円でみずみくじをやってみました。

購入した紙を川の水に浸けると文字が浮かんでくるという代物です。ただし、水に浸しすぎると文字が滲んでしまうので注意が必要。自分は失敗してしまい、体調と願い事以外の欄が読みづらくなってしまいました。

境内では縁結びのお守りが販売されているんですが、通り過ぎるときにカップルのラブラブな会話が耳に飛び込んできます。

美女
美女

縁結びしてこうかな

イケメン
イケメン

だめだよ、もう結ばれてるんだから

リア充爆発しろは死語ですかね?

はぁ~、うらやましすぎる。言ってみてえ、言われてみてえ。

下鴨神社を見て回ったあとは、糺の森へ。木々の生い茂った道をのんびり歩いていきます。

道中、ラグビー第一蹴の地、雑太社の看板があったので見てみたいと思いましたが、道が反対側だったので諦めました。スケジュールが密すぎて、ちょっと心に余裕がなくなっている。

鴨川で小休憩

糺の森を南へ抜けると、鴨川公園が見えてきます。

鴨川は京都市の南北を流れる河川です。

うろ覚えですが、森見登美彦先生の小説に登場したような。学生カップルがそこら中に出現するとかなんとか。

実際、来てみると着物姿の大学生たちが大勢いました。川辺には噂に違わず仲睦まじく座るカップルの姿が。

大学生時代を思い出し、ノスタルジックな気持ちになりました。ああ、あのころが懐かしい。

長居しすぎると青春にあてられそうなので、ほどほどで切り上げます。時刻は16時を回ったところ。

清水寺、リベンジ

本日最後の観光は、1日目に行けなかった清水寺です。

今回は前回得た教訓から、徒歩で向かおうなんて馬鹿なことは考えずにおとなしく市バスに揺られます。鴨川から歩いて「出町柳駅前」に行き、そこから201系統バスに乗り「祇園」でバスを乗り換え。17時ごろに「清水道」で下車しました。

ちょうど日が沈む時間帯だったので、夕日が眩しい。

途中、抹茶ソフトクリームをいただきました。冷たくておいしかったです。清水寺の中へは持ち込めないので、慌ただしく腹の中におさめます。

17時30分。仁王門をくぐり、いよいよ境内へ。拝観料は400円。

音羽の滝の上、奥の院から本堂を眺めます。

雲が多いせいか、空は初日ほど鮮やかな赤色には染まっていませんでした。やっぱり初日に清水寺へ来たかったなと湧きあがる後悔の念。

絶好の撮影スポットということもあり、奥の院には立派な一眼レフカメラを構えた方が多くいらっしゃいました。自分はミラーレスカメラを持っていきましたが、写真に対する本気度が違いますね。

閉門時間の18時ぎりぎりまで夕日に照らされた本堂を眺めていたので、後半は完全に急ぎ足です。音羽の滝も華麗にスルー。さすがに30分では境内を十分に回り切れませんでした。

もう少し余裕のあるスケジュールを組むべきでした。

というより、行き当たりばったりなのがよくなかった。

まとめ

いつの間にか目的地から銀閣寺が消えていた1日でした。

まあ、京都駅烏丸口に来るまでどこを回るかまったく考えていなかったせいなんですけど。

最初の行き先を金閣寺に決めたあとは、移動しながら次の目的地を考えていました。

移動距離約40キロ。

歩数約21,400歩。

めちゃくちゃ歩いていますね。そりゃ疲れるわけです。

明日も引き続き京都観光を楽しみたいと思います。

でもやっぱりどこを回るかはまだ未定。

つづきます。

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