【ポケモンSV】リージョンフォームの色違い入手方法【アローラのすがた編】

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット のDLC『藍の円盤』では、リージョンフォームが数多く出現する。

リージョンフォームとは、別地域の独自の環境に適応し、通常とは異なるすがたを獲得したポケモンたちのことだ。第7世代のサン・ムーンで初登場した。

以降のシリーズでは必ずリージョンフォームが何体か出現する。カントーからカロス地方までにリージョンフォームがいないことを考えると、アローラ・ガラル・ヒスイ・パルデアは相当特殊な地域なのだろう。

今回は、そんなリージョンフォームのうち、SVに登場するアローラのすがたの色違いを一言コメントとともに紹介していく。すべての地方のリージョンフォームについて書こうと思ったが、長くなりすぎたので分割する。ほかの地方はまた後日。

アローラのすがた

温暖な島々からなるアローラ地方に適したポケモンたち。

サンド・サンドパン

通常のすがた	アローラのすがた
碧の仮面	藍の円盤（バイオレット）

通常のすがた

初代ポケモンのサンドとサンドパン。スカーレット・バイオレットでは満を持してDLCに登場した。丸まって転がる姿は、まるでアルマジロのようでかわいい……え、ねずみポケモン？　アルマジロじゃないの？

同期に国民的な人気を誇るねずみポケモンがいるサンドたちの内心は、推して知るべしだろう。

そんなサンドとサンドパンの色違いだが、その色と姿から、サンドはメロン、サンドパンは唐辛子や某人気声優さんを連想する人が多いようだ。

色違い厳選をするなら、キタカミセンターの西、舞出山道の谷間がおすすめ。ただし、ウリムーとの同時厳選になる。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】サンド色違い厳選おすすめスポット【碧の仮面】

アローラのすがた

アローラのすがたのサンドとサンドパンは、じめんタイプにとって常に効果バツグン判定のある環境に身を置くことを決心したバイタリティあふれるポケモンだ。砂漠から雪山に移住とか、ふり幅が大きすぎる。もっと現実的な移住プランはなかったのだろうか。

姿が変われど通常時のタイプをひとつ残していることが多いリージョンフォームの中で、アイデンティティであったじめんタイプを完全に失った。過去は振り返らないという、サンドたちの強い思いが表れている。

色違い厳選をするなら、ポーラエリアの南西部に広がる雪山の洞窟がおすすめだ。ただし、バイオレット版のみ出現する。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】アローラサンド色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

ロコン・キュウコン

通常のすがた	アローラのすがた
碧の仮面	藍の円盤（スカーレット）

通常のすがた

ロコンは初代きつねポケモンであり、和の要素が前面に押し出されたキタカミの里にふさわしいポケモンだ。進化すると尻尾が6本から9本に増える。モチーフは言うまでもなく九尾の狐だろう。

いまでこそたくさんの技を思い出すことができるが、昔はいしで進化するポケモンは、なぜか技をまったくおぼえなかった。時代を経て賢くなったようである。

キュウコンの色違いは毛並みが美しい銀色に変化。赤い目と相まって妖しさにますます磨きがかかっている。

色違い厳選をするなら、スイリョクタウンの北東、舞出山道の草むらがおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ロコン色違い厳選おすすめスポット（キュウコン）【碧の仮面】

アローラのすがた

ロコンがアローラ地方に移住した結果、ほのおからこおりという真逆のタイプに変化した。大胆すぎるイメチェンに、赤・緑からの戦友であるガーディもびっくりしているに違いない。あっちはあっちで勝手にいわタイプを取得していたけど。

アローラキュウコンに進化すると、さらにフェアリータイプがつく。

アローラロコンの色違い厳選をするなら、ポーラエリア南西部に広がる雪山の洞窟がおすすめ。アローラサンドと同じ場所だ。ただし、スカーレット版のみ出現する。

ぼくはスカーレット版DLCを持っていないため、残念ながらまだ厳選できていない。

ディグダ・ダグトリオ

通常のすがた	アローラのすがた
本編	藍の円盤

通常のすがた

元祖もぐらポケモン。

初登場の赤・緑には、「ディグダのあな」と名前がついた専用のダンジョンが存在した。たまに出現するダグトリオに苦しめられたのは、いまとなってはいい思い出だ。とくせい「ありじごく」がない時代でよかった。

この身体でなぜ「ひっかく」や「きりさく」を使えるのかいまだに謎だが、たぶん地面の下に隠れた爪でもあるのだろう。

これだけポケモンの研究が進んだのだ。そろそろディグダやダグトリオの全体像の観察に成功した人が出てきてもおかしくないのだが……

色違い厳選をするなら、東3番エリア南部の洞窟がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ディグダ色違い厳選おすすめスポット

アローラのすがた

姿形は通常のすがたと瓜二つだが、よく見ると頭の先から毛が生えている。てっきり髪の毛かと思いきや、これは髭（ヒゲ）らしい。

ダグトリオに進化すると、ふさふさの髪……ではなく、ふさふさの髭が生える。

どう考えてもその位置は髭じゃなくて髪だろ！　髪じゃないなら特性の「カーリーヘアー」の“ヘアー”はなにを意味してるんだ！　ヘアーを調べたら、髪でも髭でもない別の毛が出てきてびっくりしたぞ！

色違い厳選をするなら、コースト休憩所の北西にある洞窟がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】アローラディグダ色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

イシツブテ・ゴローン・ゴローニャ

通常のすがた	アローラのすがた
碧の仮面	藍の円盤

通常のすがた

いわタイプといったらイシツブテ！　そんな人も多いのではないだろうか。初代から登場しているだけあって馴染み深い。

地方によってはイシツブテを投げ合って遊ぶことがあるそうだが、よくよく考えると「だいばくはつ」する石を手に持つとか正気の沙汰ではない。ポケモン世界の教育はいったいどうなっているのか。きちんと子供たちに分別を教えているのか。

同期のゲンガーがついに野生で出現するようになったが、ゴローニャは相変わらず生息地不明のままだ。色違いのゴローニャを手に入れるには、通信交換するか、テラレイドバトルに出現するのを待つか、『Pokémon LEGENDS アルセウス』に移して進化させるしかない。

ちなみに、ぼくが金・銀ではじめてそうぐうした野生の色違いがゴローンである（赤いギャラドスをのぞく）。「だいばくはつ」して見事に砕け散ったけど。

色違い厳選をするなら、地獄谷（鬼が山）の北部エリアがおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】イシツブテ色違い厳選おすすめスポット（ゴローン・ゴローニャ）【碧の仮面】

アローラのすがた

前々から気になっていたが、宙に浮いているイシツブテになぜじめん技が当たるのだろうか。

腕の有無など細かいところに目をつむれば、イシツブテとメテノはほぼ同じと言える。

向こうは「ながれぼしポケモン」こちらは「がんせきポケモン」と、まさに月とスッポンだが、それはともかく、メテノのように浮遊するイシツブテにじめん技が当たるとは思えない。それなのに当たる。なんなら効果バツグンだ。相手が技を出した瞬間、自らあたりに行っているのだろうか。ドMか？

「実は浮いているように見えて浮いていないんだ！」と思う方もいるかもしれないが、みず技が弱点のくせに平然と水の上を移動できるので、浮いているのは間違いない。大丈夫か？　真下に地獄が広がっているぞ？

地磁気的なものを利用しているから地面の影響を受ける、というのがひとつの答えなのかもしれないが、水上を移動できる点には疑問が残る。謎は深まるばかりだ。

話は変わるが、ぼくが『藍の円盤』ではじめてゲットした色違いがアローラゴローンである。ゴローンとは縁があるらしい。

色違い厳選をするなら、電気石の岩窟の入口前（キャニオンエリア側）がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】アローライシツブテ・アローラゴローン色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

ベトベター・ベトベトン

通常のすがた	アローラのすがた
本編	藍の円盤

通常のすがた

どくタイプの体現者。こんなポケモンと共生しているなんて、あの世界の人たちはどれだけ忍耐力が高いのだろうか。潔癖症の人にとっては地獄に違いない。

パルデア地方に限らず、だいたいどの地方でも町などの人工物の近くに生息している。特に金・銀ではタマムシシティの町中にまで進出しており、衛生面が心配される。大丈夫か、あの町。

ベトベトンが通った場所はどんな草木も枯れるそうで、さいやくポケモンの1体にカウントされても不思議じゃないスペックを秘めている。

まぼろしのポケモンのシェイミは草木をよみがえらせるそうだが、ベトベトンと一緒に森へ放り込んだらどうなるのだろうか。名づけて「絶対に枯らすポケモンVS絶対に咲かせるポケモン」。

色違い厳選をするなら、ハッコウシティ近くの東2番エリアの草むらがおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ベトベター色違い厳選おすすめスポット【ベトベトン色違い】

アローラのすがた

地方を超えたことで、ただのヘドロがカラフルなヘドロになった。どぎつい色のおかげで毒々しさが増している。

アローラ地方と聞いて美しい南国をイメージしていたが、ベトベターたちの体質が変化を余儀なくされた状況を見る限り、そうでもないらしい。

そんなアローラベトベターたちは、ブルーベリー学園のコーストエリアに出現する。

これだけの数のアローラベトベターやアローラベトベトンが徘徊していたら、「ベトベトンに触ってみた」とかいう動画でバズろうとする生徒が毎年一人は出てきそうだ。

色違い厳選をするなら、コーストスクエア入口付近がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】アローラベトベター・アローラベトベトン色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

ナッシー

通常のすがた	アローラのすがた
藍の円盤	藍の円盤

通常のすがた

やしのみポケモンのナッシー。たまごからやしのみに進化した珍獣だ。

このずんぐりしたフォルムを見るたび、手がなくて不便ではないのかと心配になる。転んで倒れたときはサイコパワーで自分の身体を浮かせるのだろうか。

そんなナッシーはDLC『藍の円盤』に登場し、サバンナエリアに生息している。ヤシの木と言えば海辺がまず思い浮かぶが、そういえば砂漠にも生えていた。

ナッシーの色違い厳選をしようと思ったら、ツタージャとの同時厳選となる。進化前のタマタマの色違い厳選を狙うのであれば、サバンナ休憩所1のブロック付近がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】タマタマ色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

アローラのすがた

アローラのすがたは、伸び伸び育った結果、ドラゴンの力が覚醒したポケモンだ。たまごからやしのみに進化したのも謎だが、やしのみのどこにドラゴン要素があったのかも謎である。

相変わらず手はない。サイコパワーを失ったいま、倒れたときにどのようにして立ち上がるのか気になるところである。

スカーレット・バイオレットではタマタマからアローラナッシーに進化させることができないため、色違いがほしかったら野生でゲットするしかない。

色違い厳選をするなら、コーストスクエア入口付近がおすすめ。アローラベトベターたちと同じ場所だ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】アローラナッシー色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

最後に

アローラナッシーをはじめて見たときの衝撃は忘れられない。