【ポケモンSV】リージョンフォームの色違い入手方法【ガラル・ヒスイ・パルデア編】

前回、ポケットモンスター スカーレット・バイオレット（SV）に登場するアローラのすがたの色違いを紹介した。ナッシーをはじめとして、なかなかユニークな変化をとげたポケモンばかりだったが、ほかの地方のリージョンフォームも負けていない。

今回は、SVに登場するガラル・ヒスイ・パルデア地方のリージョンフォームの色違いを紹介していく。通常のすがたからどのように変化したのか、ぜひ見比べてみてほしい。

ただし、イベントでもらえるポケモン（ガラルニャースなど）や、入手に『Pokémon LEGENDS アルセウス』が必要なポケモン（ヒスイヌメルゴンなど）は省いている。純粋に野生で出現するポケモンだけの紹介だ。

ガラルのすがた

カレー作りが盛んな地方。それしか知らない。

ヤドン・ヤドラン・ヤドキング

通常のすがた	ガラルのすがた
本編	藍の円盤

通常のすがた

まぬけポケモンという不名誉な分類名を持つヤドン。改めて見るとけっこうな悪口だ。

いつもボーっとしているくせに、オージャの湖という歴戦の猛者たちが集まる地域にも生息している。そういえば、過去作ではクリア後にのみ入れるバケモノぞろいのダンジョンを泳いでいたこともあった。

ヤドンの色違いは通常色とほとんど変わらず、もはや「ただの個体差」と言ってもいいぐらいの違いしかない。ピンク色の色違いは、色の濃淡が変わるだけという宿命でも背負わされているのだろうか。進化したらしたで体調が悪そうな色になる。

ヤドキングの色違いは、通信交換ができていないため未確認だ。

色違い厳選をするなら、オージャ第2物見塔付近がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ヤドン・ヤドラン色違い厳選おすすめスポット

ガラルのすがた

カレー文化が豊かなガラル地方に移った結果、真っ黄色な色違いが誕生した。スパイスの食べすぎか？

ガラルヤドンにガラナツブレスやガラナツリースを与えると進化を始めるのだが、ここでひとつ疑問が生じる。

冠やブレスレットを身につけただけで進化するとは、いったいどういう仕組みなのだろうか。「ほのおのいし」をはじめとした進化のいしは、いしから出る放射線がポケモンの遺伝子に影響を与えて突然変異を起こすという、それらしい説明がなされている。

そもそもヤドランやヤドキングは、ヤドンにシェルダーがかみつくことで進化するはずだ。

ひょっとして、「ガラナツのえだ」にはシェルダーを誘引する物質が含まれており、頭や腕に装着させることで、シェルダーがガラルヤドンの特定の部位をかみつくように仕向けているのだろうか。

色違い厳選をするなら、コーストスクエア北の砂浜がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ガラルヤドン色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

ヒスイのすがた

かつてのシンオウ地方に生息していたポケモンたち。

ヒスイ地方には、ほかにもバスラオ（しろすじのすがた）が確認されている。しかし、リージョンフォームではないという説が近年は有力視されているため、今回は省いた。

ウミディグダやノノクラゲのように、リージョンフォームかと思いきやまったくの別種だったという事例もある。続報を待ちたい。

ハリーセン

通常のすがた	ヒスイのすがた
本編	藍の円盤

通常のすがた

通常のすがたのハリーセンは、パルデア海の広範囲に生息している。北でも南でも、海に行けばだいたい出会える。

ただ、さすがに主人公の家の周辺にはいない。駆け出しのポケモントレーナーが遭遇していい見た目ではないことを自覚し、分をわきまえているのだろう。見かけによらず配慮ができるようだ。

出現と同時に海へ潜ってしまう厄介な習性を持つが、ピンク色のおかげで色違いは比較的発見しやすい。ありがとうピンク色。なにかと「ダサい」と言われがちな色だが、今回ばかりは派手なピンク色に助けられた。

色違い厳選をするなら、南パルデア海に浮かぶ小さな島がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ハリーセン色違い厳選おすすめスポット

ヒスイのすがた

ヒスイのすがたのハリーセンはDLC『藍の円盤』で出現する。

海に生息しているくせに、なぜかみずタイプを持っていない。なんだこいつ。

こちらも色違いの色がわかりやすいため、厳選はそれほど難しくはない。プレイヤーを見つけ次第襲ってくるのは、通常のすがたと同じだ。

ヒスイのすがたはめでたく進化先をゲットしており、名前はハリーセン（千）からハリーマン（万）に。ロックマンにも登場できそうな名前である。

色違い厳選をするなら、センタースクエアからポーラエリアに出てすぐの氷海がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ヒスイハリーセン色違い厳選おすすめスポット【藍の円盤】

パルデアのすがた

半島の中央に前人未踏の大穴が存在するパルデア地方のポケモンたち。サンドウィッチ作りが盛ん。

古代・未来のポケモンたちが進出してきており、シリーズ屈指のデンジャラスゾーンだ。誰か時を司る神をはやく連れて来てほしい。

ケンタロス

通常のすがた	パルデアのすがた
藍の円盤	本編

通常のすがた

スカーレット・バイオレットではDLC『藍の円盤』で登場。サバンナエリアの広大な大地を駆け回っている。

ほかのポケモンが近くにいてもまったく意に介さないのに、プレイヤーに気づいたとたん急に突進してくる危険な野生動物。人間に恨みでもるのか？

色違い厳選をしようにも、サバンナエリアには数多くのノーマルタイプポケモンが生息している。ワシやキリン、ライオンと競合するため、そうぐうパワー：ノーマルLv3の恩恵がほとんど受けられない。

色違い厳選をするなら、ケンタロスが大量発生するのを待つのが一番だ。

パルデアのすがた

ただでさえ気性の荒いケンタロスがさらに凶暴化した。

パルデア地方では必ず群れを形成し、プレイヤーを見つけるとみんなで突進してくる。出現したことに気づかず、死角からぶつかってこられることもしばしば。重さ115kgの巨体に襲われるかと思うと、おちおち外も歩けない。

海は海で自ら贅肉を切り離すことができるとんでもない魚が遊泳しており、パルデア地方の環境がいかに過酷かを思い知らされる。こんな場所に生徒を放り込むなんて、アカデミーは鬼か。

パルデアには3種類のケンタロスが生息しており、それぞれコンバット種、ブレイズ種、ウォータ種と呼ばれている。

色違いは全ポケモンの中でもトップクラスにわかりにくく、普通に厳選しようとすると間違いなく発狂する。群れ湧きする習性を利用すれば、出現数を数えることで色違いの出現の有無をいちおう判断可能だ。

色違い厳選をするなら、西2番エリアの列柱洞付近がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ケンタロス色違い厳選おすすめスポット（パルデアのすがた）

ウパー

通常のすがた	パルデアのすがた
碧の仮面	藍の円盤

通常のすがた

あ～、つぶらな瞳がかわいい～！　ぎゅっと抱きしめたい～！

金・銀当時はなにも感じなかったが、人生に疲れ切ったいま見るとかわいさに心が和む。なんだこの癒しポケモンは。目を閉じると残像がまぶたの裏に浮かぶぐらい凝視してしまったぞ。

草むらをちょこちょこ歩く姿もかわいい。ちょっと草が身体をかすめただけで大ダメージを負いそうなのが心配だけど。

色違いのウパーを進化させると、ピンク色のヌオーになる。なにかと不遇なピンク色だが、愛嬌のあるヌオーにはよく似合っている。

色違い厳選をするなら、キタカミ街道の南東にある段差の上がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】ウパー色違い厳選おすすめスポット（ヌオー）【碧の仮面】

パルデアのすがた

パルデア地方の環境に適応した結果、みずタイプを失い、分類が「みずうおポケモン」から「どくうおポケモン」に変化した。とはいえ水への適性は失っていないらしく、普通に泳げる。じめんタイプがついているけど大丈夫か？

毒の粘液で全身が保護されており、うかつに触れなくなってしまった。一列に並んで歩く姿を遠くから見守ることしかできないのがもどかしい。

パルデアのすがたが進化すると、ヌオーではなくドオーに進化する。

この愛らしさゆえか、パルデアウパーには泥に潜って眠るという専用のモーションが用意されている。かわいい～！　一緒に添い寝したい～！

色違い厳選をするなら、南4番エリア左下の池がおすすめ。

詳細はこちら▶【ポケモンSV】パルデアウパー色違い厳選おすすめスポット【ドオー色違い】