【ポケモンSV】なぜおまえにじめん技があたるのか?Part2

当サイトはプロモーションを含みます
ポケモンSV

ポケモンが持つタイプは最大ふたつ、特性はひとつ、そう決まっている

おそらくバトルをやりやすくするためだろう。さすがにタイプがみっつもあったら、弱点計算がものすごく面倒になることは想像にかたくない。特性がふたつあったら最悪だ。体力満タン時にダメージを半減するうえまったくひるまないカイリューが爆誕してしまう。

しかし、タイプをふたつまでしか持てないゆえの弊害もある。

たとえばモルフォン。むし・どくタイプのポケモンだが、ひこうタイプをゲットし損ねたせいで飛んでいるにもかかわらずじめん技があたる。これはモルフォンも不満だろう。せっかくの羽がバトルではなんの役にも立たないのだから。

このように、地面から浮いているにもかかわらず、ひこうタイプやとくせい「ふゆう」を持っていないばかりにじめん技があたってしまうかわいそうなポケモンたちがいる。

今回はそんなポケモンのうち、パルデア図鑑後半に登録されているポケモンを紹介していく

前回▶【ポケモンSV】なぜおまえにじめん技があたるのか?

カゲボウズ

10人中10人がカゲボウズを見て「浮いている」と答えるだろう。それぐらいあきらかに浮いている。そもそもゴーストなんだから浮いていて当然だ。浮くことは幽霊のアイデンティティのひとつと言っても過言ではない。地に足のついたゲンガーのほうが異端である。

そんなゴースト代表のカゲボウズだが、特性は「ふみん」「おみとおし」「のろわれボディ」。眠らないのは幽霊らしいし、呪われた体なんて幽霊にぴったりの特性だ。

しかし「ふゆう」がない。これだけ浮いているのに、浮遊認定されていない。どう考えてもカゲボウズの最大の特性は「ふゆう」だろ!

結局、浮いているのに「浮いていない」ことにされてしまったカゲボウズは、じめん技を甘んじて受ける羽目になったのである。

ドラメシヤ、ドロンチ、ドラパルト

10人中10人がドラメシヤを見て以下略。

キラーメ、キラフロル

SVで初登場した、こうせきポケモン。

鉱石のくせに、なぜか浮いている。キラフロルに進化すると壁に引っついている個体も多くいるが、やはり浮く。鉱石とは?

たしかに浮かない限り移動のしようがない外見をしているが、だからといって鉱石はそう簡単に浮いていいものでもない。ラピュタか? テラスタルの結晶と縁が深そうだから、不思議パワーでも持っていたりするのかもしれない。

そんな得体の知れないパワーで浮いているくせに、なぜかじめん技があたる。しかも4倍ダメージ。致命傷である。

モスノウ

こおりがポケモンという分類名のとおり虫のガである。パルデアではナッペ山を優雅に飛んでいる姿が目撃されている。そう、飛んでいる

なんなら同郷のデリバードより飛んでいる。プレゼントとクチバシしか使えないサンタコスペンギンより、よっぽど大きい翼を持っているし、よっぽどひこうタイプらしい。

それなのにじめん技があたる。どうした?

オニゴーリ、ユキメノコ

オニゴーリはナッペ山に生息しているがんめんポケモン。

その名の通り鬼のような顔面のみを持ったポケモンであり、かわいらしかったユキワラシの面影は一切ない。どこをどう間違えたらこんな進化を遂げるのか。そっちはそっちで謎である。

はじめて見たときは、てっきり転がって移動するのかと思っていた。だって丸いし脚ないし。それがまさか、ふよふよ浮いているとは。

本体は岩らしいが、それならなおのこと宙に浮いてはいけないはずだ。ポケモンの世界の岩は宙に浮く性質でも持っているとでもいうのか

空気中の水分を一瞬で凍らせられるらしいから、実は毎回律儀に透明な氷の足場を作っているのかもしれない

ユキメノコも同様に浮いているが、やはりじめん技があたる。

ハバタクカミ

スカーレット版に出現する、古代パラドックスポケモン。

ムウマとそっくりな外見をしているが、ムウマと違って「ふゆう」を持っていない。特性は日光浴だ。そのため、普通にじめん技が直撃する。

ゴーストとフェアリーだぞ? どうして浮いていないんだ!

テツノドクガ

バイオレット版に出現する、未来パラドックスポケモン。

ウルガモスと瓜二つの姿をしている。立派な翼を持っているのにじめん技があたるところもそっくりだ。ただしこっちはダメージが4倍である。痛そう。

未来人は、テツノドクガを生み出すときに4倍弱点をなくしてあげようとは思わなかったのか? 薄情なやつらめ。

イーユイ

パルデア地方に封印されていた、さいやくポケモンの1体。

とあるトレーナーが杭を抜きまくったせいで、現代によみがえった。パルデア全土を危険にさらしたにもかかわらず、当の本人はなんのお咎めもなくアカデミー生活を楽しんでいる。なんてやつだ。

イーユイは空中を遊泳しながら移動する。魚がモチーフのポケモンは総じて空中を水中のように泳ぐことができるらしいから、おそらく同じ原理だろう。本物の魚のようにピチピチはねるのはコイキングぐらいだ。

空中を泳いでいるのに、なんで地面の影響を受けるのかは知らないけど。

トドロクツキ

スカーレット版に登場する、古代パラドックスポケモン。

ボーマンダの古代の姿と言われており、三日月状の翼はメガボーマンダを彷彿とさせる。

ボーマンダとの違いは、ひこうタイプを持っていないことだ。古代では陸上生活に特化しており、長い年月の間に飛べるように進化したのだろう……と思いきや、普通に飛べる。なんなら高速で飛びまわって獲物を襲っていたそうだ。

それならバトルの間ぐらいずっと飛んでいてほしい。いや、ずっとじゃなくていいから、せめてじめんタイプのポケモンが出てきたときは飛んでいてほしい。それぐらいできるだろ!

最後に

ポケモンの生態は奥が深い。

©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
当サイトで使用しているゲーム画像の著作権、商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元企業に帰属します。

コメント

  1. 二足歩行食パン より:

    いや地面技当たるのに飛べるポケモンいくら何でも多すぎ

タイトルとURLをコピーしました