こんにちは、ライムです。
10月5日(火曜日)から10月12日(火曜日)までの7泊8日旅、本日は2日目について書いていこうと思います。
2日目の軌跡
- 7:50京都駅
- 10:30海南駅
- 11:20ポルトヨーロッパ
- 14:00海南駅
- 15:45大阪駅
- 18:00京都駅
「秋の乗り放題パス」は連続した3日間使えます。昨日が初日なので、今日と明日までJRの普通列車が乗り降り自由です。
まだ期間中なのに使わずにいるのはもったいない!
ということで、今日は京都観光はせず、京都駅からJRに乗り和歌山県まで足を伸ばしてみます!
目的地はポルトヨーロッパ。
日本にいながら、ヨーロッパの街並みを楽しめるという異国情緒あふれるテーマパークです。
以前ネットで存在を目にして以来、ずっと行ってみたいと思っていました。
コロナ禍で海外旅行が難しい今、少しでも海外気分を味わえるのは嬉しいですね。創作のインスピレーションを得ることもできそう。
徒歩かバスか
京都駅7時49発のJR京都線に乗車。その後は、大阪駅、和歌山駅で乗り換え、JRきのくに線で海南駅に向かいます。
ポルトヨーロッパは駅から離れているので、自家用車がない人はバスで向かうことになります。
ポルトヨーロッパの最寄りのバス停は、マリーナシティ。和歌山駅からもバスは出ているらしいのですが、せっかくJRの普通列車が乗り放題ということで、よりポルトヨーロッパに近い海南駅まで来ました。
10時35分、海南駅に到着。
海南駅からマリーナシティ行きのバスは、11時4分発だそう。ちなみに一本前の便は10時30分発。5分前ェ……。
ロータリーに出て時計とバスの時刻表とを見比べると、マリーナシティ行きバスの到着時間まであと30分近くもあります。
さてどうしようか。
と、ここで悪魔のささやき声が。
歩いてもバスと同じぐらいの時間につけるんじゃない?
そうしたらバス代が浮くよ?
年中金欠気味の自分にとって、旅の途中でも節約の二文字が脳裏にちらつきます。もはや病気に近い。
Googleマップによると、ポルトヨーロッパまでは徒歩43分。速く歩けばもう少し時間を縮められそうです。バスが来るまでの30分と、バスの移動時間を考えれば、確かにどっこいどっこいかも。
ということで、昨日、散々痛い目にあったばかりだというのに、徒歩でポルトヨーロッパまで向かうことを決意。馬鹿ですね。
天気は清々しいほど晴れ渡っていました。そして相変わらず暑い。歩いていると、日差しが容赦なく照り付けてきます。雨よりはマシですが、ちょっときつい。
今回は昨日の反省を生かし、最初からGoogleマップを起動しっぱなしでした。これでもう道には迷うまい!
初の和歌山県、初の事件現場
地図を頼りに和歌山の町を歩いていると、ふと視界の隅に気になるものが映ります。警官の姿です。
なんだなんだと思いながら大通りを逸れて狭い路地に入ると、まさかの警察による現場検証の現場に出くわしてしまいました。
ついつい歩みを止めてしまう足。
黄色の規制線がはられているところを実際に見るのは人生初です。地面に置かれた鑑識用標識が物々しい。
警官が親し気に同僚の名前を呼んでいたところを見るとそこまでの重大事件ではなさそう。ただ、警察が出動するような事件が起こったと思うと落ち着かない気分になりますね。無事に解決することを祈ります。
予想外のアクシデントに見舞われながらも、マリーナシティを目指して歩き続けます。ただ、寄り道ばかりしていたせいで、思いのほか時間が経ってしまいました。気づけばすぐ横をバスが颯爽と通り抜けていきます。
あれ、あのバス、マリーナシティ行きでは……?
そうこうしているうちに、再びバスが。
え、またバスに抜かされた?
結局、ポルトヨーロッパに着くまでに2本のバスに先を越されました。おとなしくバスを待っていればよかったと心の底から後悔しました。昨日からなにも学んでいませんね。
抜けるような青空とは対照的にどんより曇った気持ちのまま歩いていると、大きな橋が見えてきます。そして橋の向こうには、カラフルな建物がちらほらと。
ヤシの木っぽい木も生えており、海外の海沿いの町を彷彿とさせる景色です。
沈んでいた気持ちが一気に浮き上がりました。
リゾート風な町並みを味わいながら歩いていると、さらにメルヘンチックな建物が見えてきました。本日の目的地、ポルトヨーロッパについに到着です!
気分はヨーロッパ旅行
ポルトヨーロッパは入園料がかかりません。アトラクションに乗る場合はお金が別途かかってきますが、園内を歩くだけなら無料です。出入りも自由。これはありがたいですね。存分に利用させてもらいました。
平日だからか人の姿はまばら。
おかげで写真撮影がやりやすい。ひたすらスマートフォンで撮影していました。
フランスの街並みやイタリアの港町をモチーフにした園内は、見どころ満載です。どこを撮影してもとにかく映える! セルフタイマー式のカメラ持ちには嬉しい、カメラスタンド台も設置されています。
個人的に3枚目の写真が一番のお気に入りです。
路地裏の小広場や噴水広場、城壁など、まるで本物のヨーロッパにいるような気分に浸れました。
パーク内には園芸茶坊もあり、ちょっと覗いてみましたがだいぶオシャレです。
園の規模自体はそれほど大きくありませんので、再現されたヨーロッパの町並みを見て回るだけなら1時間分もあれば十分だと思います。
あらかた撮影したあとは、のんびり異国の雰囲気を満喫しました。
海を眺める
ポルトヨーロッパを出てすぐのところには黒潮市場があります。
海辺なだけあって、豊富な魚介類にお目にかかれます。
中に入ると、生魚の販売所や海鮮料理のお店が所狭しと並んでいました。修学旅行中なのか、中学生らしき集団が歩き回っています。
時間的に昼ごはんにちょうどいいころ合いでしたが、いかんせん値段が高い。あと悲しいことにそこまで刺身は好きじゃない。
黒潮市場の外にはテラス席があり、海のすぐ近くで潮風にあたりながらお酒をぐびりと嗜むこともできます。
バーベキュー会場も設置され、まさに至れり尽くせりですね。
海も綺麗です。
別エリアには海釣りスポットまであり、釣り好きの方たちが集まっていました。
夕食はだし茶漬け
13時35分マリーナシティ発のバスに乗り、海南駅を目指します。バス料金は250円でした。
バスの運賃支払いは電車の切符購入とは違い、お釣りが出ないので注意が必要です。学生の頃、寝ぼけて500円玉を突っ込んだら運転手に嫌な顔されたことをいまでもはっきりおぼえています。
降車駅が近づいてくると、財布の中身を確かめ、必要な小銭を握りしめていました。
13時58分海南駅発のJRきのくに線の列車に乗り込み、和歌山で乗り換え、15時43分に大阪に到着しました。
新たな場所を刊行するには少し中途半端な時間ということもあり、しばらく大阪駅周辺で時間を潰します。
その後、JR京都線に乗り、京都へ到着。
さすがに2日連続でスーパーのお世話になるのもあれだったんで、今日は京都駅の地下に広がるレストラン街にお邪魔しました。ポルタダイニングです。
いくつもお店が立ち並ぶ中、選ばれたのは茶漬けでした。「だし茶漬け えん 京都ポルタ店」さんです。
メニューを見るとどれもおいしそう。結局、「戻り鰹のたたき生姜醤油だし茶漬け」をいただきました。税込800円。
鰹がおいしい。ほどよい弾力があります。お茶漬けは軽いというイメージが強いんですが、意外とお腹いっぱいになりました。
その後、京都駅八条口に移動し、そのままホテルへ。今日も疲れました。
まとめ
関西旅行、2日目が無事に終了しました。
移動距離約270キロ。
歩数約17,100歩。
今日もけっこう歩きましたね。足が棒のようです。
明日は「秋の乗り放題パス」を使える最終日。今度はどこへ向かおうか。期待が膨らみます。
つづく。
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