『秋の乗り放題パス』7泊8日関西の旅―7日目&8日目・陰陽師の世界に触れる―

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国内旅行

こんにちは、寝不足のライムです。

10月5日(火曜日)から10月12日(火曜日)にかけての7泊8日の関西旅行も、残すところあと2日となりました。最終日は京都から自宅へ帰るだけなので、観光は本日が実質最後の日となります。

天気は曇り。

このまま雨に降られることのないまま無事に旅を終えたいところですが、はたしてどうなるか。

7日目の軌跡

関西旅行・7日目ルート
  • 8:45
    京都駅
  • 9:00
    三十三間堂
  • 10:40
    東寺
  • 13:05
    晴明神社
  • 13:45
    上賀茂神社
  • 15:30
    平安神宮
  • 16:30
    京都駅

三十三間堂

朝7時30分過ぎに起床。

旅行に来る前は、朝5時起きして観光客が少ない早朝の京都の写真を撮りに行くぞ! と息巻いていましたが、いざ来て見るとホテル暮らしが快適過ぎてついつい惰眠を貪ってしまいます。意志の力はかくも弱い……。

京都駅烏丸口の案内板とにらめっこをし、8時47分発の208系統「博物館三十三間堂・泉涌寺・東福寺」行き市バスに乗り込みます。

9時少し前、蓮華王院三十三間堂に到着。実は4日目の清水寺へ行く際も通過した場所なんですが、開館時間外だったのであきらめていました。

拝観受付で600円を支払い、中へ。

入り口付近で中学生らしき5、6人グループの生徒を見かけました。ガイド役兼運転手っぽい大人が一緒です。修学旅行でしょうか? ひとグループにつき移動車1台、ガイド1人ついているとすると、けっこうお金がかかってそう。コロナ禍の影響で、移動人数を最小限にした結果かも。そんなことをつらつら考えながら、靴を脱ぎます。

本堂内を少し歩くと、合計1001体の御本尊(リーフレット参照)がずらり。目にした瞬間、めちゃくちゃ圧倒されました。

三十三間堂は中学生のときにも修学旅行で訪れたはずなんですけど、通し矢関連の展示があったことしかなぜか覚えておらず……。

千手観音像をよく見てみると、頭の上に小さな頭がいくつも乗っていました。手に持っているものもすべて違っており、かなり細かい。どうやら像が手にしているものはそれぞれに意味があるそう。

観音像の前に並んだ二十八部衆、そして雷神・風神の像も立派です。雷神様とは膝をついてばっちり目を合わせて祈ってきました。

バスを間違えた末にたどり着いた東寺

次はどこに行こうかと迷うこと数分。

行き先を晴明神社に決めるも直通バスが見当たりません。

バス停の案内板を見ていると、206系統の市バスが三十三間堂→京都駅→二条城となっています。

二条城まで行けば晴明神社行きのバスが出ている! ということで、206系統市バスに乗り込み七条京阪前、京都駅と順調に目的地に近づいていきます。ところが、ここで思わぬ罠が。

二条城には5日目に訪れているため、なんとなく道の風景をおぼえています。だけど窓の外に見えている景色にまるで見覚えがない。

スマホで現在位置を調べて見ると、なぜか京都駅の南西にいます。

あれ? 駅の北に向かわず南西を走ってる? もしかして、行き先が変わってる!?

どうやら京都駅にたどり着いたときに、行き先というか系統が変更になった模様。

車内の電子案内板に視線を移すと、なんと208系統になっていました。

え、だって三十三間堂→京都駅→二条城って書いてあったじゃん! うわ騙された!

混乱している間にも、バスは次々とバス停を経過していきます。

あれか。電車が終着駅につくと、逆方向の始発電車に変わるのと同じ仕様か!

このまま乗車し続けたら東福寺に行ってしまう。東福寺も見ごたえあるかもしれないけどいまは晴明神社に行きたい気分なんだ! ということで、九条大宮から207系統のバスに乗り換え、北上しようと計画。206系統から208系統に変わり果てたバスを途中下車します。

降りた先にあったのが、東寺(教王護国寺)です。

せっかくなので、拝観していくことに。あといつの間にか空がめっちゃ晴れてる。容赦なく日差しが照り付けてきます。今日も暑い。朝の雲は何だったんだ。点在する日陰を求めてジグザグに歩きます。

金堂・講堂、宝物館、観智院の三か所に入れる東寺共通券を1,000円で購入。ぶっちゃけ金堂・講堂以外にはそれほど興味はなかったんですが、秋期特別公開という言葉に惑わされました。特別とか限定とかっていう言葉に弱いのが人間ですから仕方ありません。

五重塔、金堂、講堂の順番で見ていきます。

五重塔は近くから見ると想像以上にでかくて高いです。ポケモン金銀(ハートゴールド、ソウルシルバー)のマダツボミの塔がこんな感じなんですかね。中には残念ながら入れませんでした。

五重塔

金堂には薬師三尊と十二神将、講堂には大日如来を中心とした仏像による立体曼荼羅(密教浄土の世界を仏像を使い立体的に表現)が安置されています。

金堂
講堂

立体曼荼羅の明王部に配置された不動明王や大威徳を見て、すぐさま「あ、これパズドラで出たやつだ!」と思いました。

受付でもらったパンフレットをうちわ代わりに、宝物館で大きな曼荼羅を眺めます。

その後、少し歩いて観智院へ。

鬼瓦のお出迎え(多分)。

内部ではかの宮本武蔵が描いた鷲の図を見ることができます。宮本武蔵って絵がうまかったんですね。剣豪のイメージしかなかったので驚きました。

晴明神社

12時。東寺から徒歩で京都駅に戻り、当初の目的地であった晴明神社を目指します。

陰陽道に関連した話になると、ほぼ必ずといっていいほど登場する安倍晴明。

13時過ぎに「晴明神社前」に到着。バスを降りると、五芒星の描かれた鳥居が目に飛び込んできます。

そんな一の鳥居をくぐると、すぐ横に旧・一條戻橋が。

道を一本挟み、次は二の鳥居。

くぐった先の右手には手水舎と晴明井がありました。この晴明井、なんと安倍晴明が念力で湧出させたものだそう。陰陽師の力ってすげー。晴明井の前に見られるのは、北斗七星です。

本殿でお参り後、右横の厄除桃に触れてみます。

桃は古来、厄除けの果物とされていたそうです。鬼退治で有名な桃太郎の由来もここから来ているのだとか。

ただ、新型コロナウィルスが蔓延している現在、不特定多数が触れているだろう桃に触ると、厄を除けるどころか逆に厄(ウイルス)をもらってしまいそうと考えてしまうのは罰当たりでしょうか。

境内には桔梗の可憐な花が咲いていました。コバルトブルーが素敵。時期によっては白い花も見られるらしい。

上賀茂神社

「一条戻橋・晴明神社前」から9系統市バスに乗り、北上。「上賀茂御園橋」で下車します。

上賀茂神社(正式名称は賀茂別雷神社かもわけいかづちじんじゃ)にやってきました。時刻はおよそ13時45分。下鴨神社(正式名称は賀茂御祖神社かもみおやじんじゃ)と名前が似ていますが、スマホでググってみると、どうやらもともと一つの神社だったそう。

ちなみに上賀茂神社、下鴨神社ともに、古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。

このあたりから旅行の疲労がピークをむかえました。せっかく来たにも関わらず、集中力を欠いたまま境内を散策。

これではいかんと、透き通った川の水面を眺めながら英気を養います。

上賀茂神社の東に行くと、幾本もの鳥居が建つ階段と遭遇しました。

こちらは二葉姫稲荷神社。木々が生い茂っているせいか、どことなく暗い雰囲気です。てっきり上賀茂神社の境内にある建物の一つだろうと思っていたんですけど、まったく関係がなかったことをあとから知りました。

平安神宮

疲労困ぱい。ホテルへ戻ればいいものを、意地でも観光してやる、と無駄なやる気を起こし、上賀茂神社から46系統バスに乗り平安神宮へ。

およそ1時間、寝たり起きたりを繰り返しながら、バス移動をします。

ふと窓の外を見ると、街中に女性がたくさん集まっている一画が目につきます。なんだなんだと思って見てみると、虎者の文字が。さらに目を凝らして、ようやく謎が氷解。

見えたのは、ジャニー喜多川氏や滝沢秀明氏、TravisJapanの名前。ジャニーズです。

自分もバスの中から撮影を試みましたが、ちょっとピントがボケてしまいました。残念。ちなみに建物は南座です。

15時30分頃、「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」で下車。

バスを降りる直前になって気づいたんですけど、バス停の名前にも入っている「みやこめっせ」、自分が初めて文学フリマという同人イベントに参加した場所でした。コロナウイルス感染拡大よりも前のことなので、いまから2年ほど前のことです。いやあ、懐かしい。

平安神宮も、イベントの際にちらっと足をのばした覚えがあります。到着するまでまったく気づきませんでした。やっぱり集中力が息をしていない模様。

平安神宮前の岡崎公園では、多くの人がのんびりと過ごしていました。走り回る子どもたちのはしゃぐ声が心地いい。長閑な午後の一時って感じです。

応天門をくぐると、だだっ広い境内が広がっていました。

応天門

大極殿前には2本の木が。

左近の桜、右近の橘です。

白虎楼には神苑入口がありますが、さすがに約33,000平方メートルもある神苑まで回る気力は残っていませんでした。

京都での最後の晩餐

17時10分。少し早いですが、夜ご飯にありつくことにします。

昨夜と同様、京都駅ビル10階の京都拉麺小路にやってきました。ラーメンはやっぱりうまい。

今回おとずれたのは「ますたに」。

店の前の券売機で特性厚切りチャーシュー麺大盛を購入。お値段税込1,150円。ちなみに数量限定。

テーブルで待っていると、ラーメンが運ばれてきます。大きなチャーシューが2枚も入っていました。

調子に乗って大盛を注文しましたが、小さな胃にはけっこうきつかったです。おとなしく通常の量を注文しておけばよかった……。冒険はするもんじゃないですね。

膨らんだお腹をさすりながら、ホテルへと戻ります。

8日目

帰郷は列車遅延とともに

とうとう楽しかった7泊8日の旅も終わりの日を迎えます。

昨夜は疲れてすぐに寝てしまったので、帰りの支度はなにもできていません。

いつものごとく朝7時に起床し、朝ご飯をホテル1階ラウンジでとり、その後荷造りをはじめます。

自分はけっこう心配性なので、忘れ物がないか何度も確認。這いつくばってベッドの下も覗き込みました。

チェックアウトをすませ、全荷物の入ったリュックサックを背負い京都駅へ。

11時京都発のJR琵琶湖線新快速に乗り、その後は12時米原駅→12時40分大垣駅→14時20分豊橋駅→15時浜松駅……という乗り換えで帰る予定だったんですが、この日はまさかの列車遅延が発生。

何事かとTwitterをのぞいてみると、どうやら9時頃にJR吹田線で線路内に人が立ち入ったそう。警察も加わり捜索が進められましたが、犯人は逃走し、そのまま追いかけっこ状態に。解決したのは10時すぎということで、約1時間の逃走劇が続いたとのこと。

自分が京都駅に来たときはすでに列車の運行が再開していたので、とりあえず米原方面に向かう列車に適当に乗り込みました。

旅行初日から気になっていたんですけど、関西のJR線では補助シートがついているんですね。普段は収納されているけど、必要になったら倒して椅子にできるやつ。ドアに向かって座る経験はあまりないので、ちょっと新鮮な気分でした。

豊橋駅で藤田屋大あんまきを頬張る

普通列車内で食事をするのは気が引ける、というかマナー違反になりそうなので、昼ご飯は抜き。

ただなにも食べないのも身体に変調をきたしそうなんで、14時15分、途中の豊橋駅で大あんまき黒あんを購入。あずき以外にも、白あんやチーズ、抹茶などいろいろと種類がありました。

買った大あんまきはそのまま駅のホームでぱくり。たっぷりの餡子がおいしかったです。触感としてはどら焼きに近い感じですが、生地がより薄くしっとりしていました。

あとで調べたら、藤田屋大あんまきは愛知県知立市ちりゅうしの名物らしい。

もう一本別の種類を買ってもよかったな、と浜松行き15時10分発の列車に乗り込みながら思いました。

その後は特になにも購入することなく、ひたすらスマホを弄ったり窓の外の景色を楽しんだり爆睡したりしながら時間を消費。

すっかり日が暮れた中、地元の駅へと戻ってきました。

まとめ

7泊8日というそこそこの長期旅程。出発前は、旅行期間を一週間の設定にしたのは長すぎたかなと思ったものの、一度始まってしまえば終わるのはあっという間でした。

ただ、連続して1日中出歩くのもなかなか疲れるわけで。

もっと長く京都に留まりたい! という気持ちがある一方、旅行は最長でも1週間ぐらいが限界かもしれないというひよった考えも。

で、8日間の旅行中、3日間京都を観光してきて思いましたが、京都市内を走るバスの本数が本当に多い。

バス停で待っていたら続けざまに行き先の違う2台のバスが停まった、なんてことはざらに起きます。

あと困ったのが、バス停名は同じでも、行き先によって道路を挟んだ反対側に行かなきゃいけないとき。京都駅のように大きく案内が設置されていればいいんですが、場所によっては見つけづらくちょっとわかりにくい。4日目の「金閣寺道」でも銀閣寺行きのバスがどこに停まるか混乱し、2度ほど無駄に車道を横断しました。

きちんと行き先や系統を確認しないとあらぬ方向へ運ばれることになるので、京都旅行をする際は注意が必要です。

さて、小さなミスはちょくちょく起きながらも大きなミスは起こらず至って平和に幕を下ろした7泊8日の関西旅行。

なかなかとち狂った旅程じゃないか? と振り返りながら思ったり。

ただその思い込みも、Twitterにあった「#みんなの狂った旅程を教えて」というハッシュタグを開いた瞬間、霧散しましたが。

どうやったらこんな狂気じみた旅程をこなそうと思うんだ……?

「#みんなの狂った旅程を教えて」に書かれた旅程と比べたら、今回の自分の関西旅行はいたって常識的でした。上には上がいることを痛感します。

おわり。

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