なぜブログの継続は難しいのか？2か月ぶりの更新！

あまりにやる気が出ないため「ちょっとブログをお休みするか」と思ったのが運の尽き。気づいたら、最後に記事をしたためてから2か月以上が経過していた。ごめんなさい。

人は一日でも休むと挫折しやすい、と本で読んだが、まさにその通りである。何事も継続は難しい。だって、人は怠けることが大好きだから！

ぼく以外にも、ブログを初めてみたはいいものの途中でやめた人はたくさんいると思う。いないと困る。でないと、ぼくだけが意思の弱い人間みたいになってしまう。

今回は、なぜブログの継続が難しいのか、自分なりに考えてみた。

ブログが続かない理由

そもそも、ブログとは伝えたいことを書くものだ。

感動したこと、むかついたこと、新しく知ったこと。誰かに伝えたいことがあるからこそ、人はブログを書く。逆に言えば、伝えたいことがなければブログなんて書かないし、書けない。

2022年の12月から今年の4月にかけて、このブログ『転ばぬ先の本』がかつてないほど稼働していた時期がある。

それは、ぼくが『ポケットモンスターバイオレット』に夢中になっていて、色違い厳選のおすすめスポットという誰かに伝えたいネタがあったからだ。

おかげでしばらくの間は書くことに困らず、ブログは過去最高の連続更新を記録した。

しかし、ポケモンゲームへの熱が薄れていくにつれ、比例してブログに対する意欲も消えてしまった。

SNSやYouTubeをだらだら見続けるだけの日々の中で、誰かに届けたいと思えるほどの感情や出来事と遭遇することは稀だ。伝えたいことがなければ、当然、ブログなんて書けるわけがない。

伝えたいことさえあればブログが書けるかというと、そう簡単な話でもない。そのネタを文章として表現しなければならないからだ。

これがまあ、死ぬほど面倒くさい。ぼくがブログを更新できなくなった理由の半分以上を占める。ネタはあっても、文章にするところまでたどり着けないのだ。

文章を書く行為は、かなりの重労働である。頭の中ではそれらしく思考がまとまっていると感じたのに、いざ文章に落とし込もうとすると、途端に手が止まってしまう。感情を表現する適切な言葉が見つからなかったり、論理が破綻していたり、なかなか上手にまとめられない。

先ほど挙げたようなゲームの攻略情報であれば、事実だけを書き連ねていけばいいので多少は楽だ。読者に伝わりやすくするための工夫は必要だが、書くべきことがはっきりしているので負担が少ない。しかし、情報ではなく感情を書くとなると、一気に難易度が跳ね上がる。

小学生のころに書かされた読書感想文を思い出してほしい。苦もなくスラスラ書き終えることができたという人は、はたして何人いるだろうか。少なくとも、ぼくは毎年ひいひい言いながら書いていた。

さらに、文章を書くうえでブログはハードルが高い。わざわざひとつの記事にするのだから、それなりの量を書かなければならない、そんなふうに身構えてしまう。文章量が少ないと、「これブログに書く必要ある？ SNSでじゅうぶんじゃない？」と感じてしまう。

頭をフル回転させ、思考を文章に変換して、読みやすいかどうかまで気にかける……

こんな苦しみを味わうぐらいだったら、ブログのことなんて忘れてYouTubeを流し見していたほうがよっぽど楽だ。

以上の2点が、ぼくのやる気を削いだ原因である。

しかし、一度挫折したからといってブログへの熱意が完全に途絶えるとは限らない。なにかの拍子にやる気が再燃することもある。現に、ぼくはこうしてブログに戻ってきた。

どうしたらブログを続けられるのか。どうしたらブログへの興味を取り戻せるのか。

ブログが面倒になっては放置し、放置しては戻ってくるを繰り返しているぼくだが、再開するときはだいたいきっかけがある。詳しく見ていこう。

映画を見る、本を読む、旅行する、トークショーに参加する。

ありきたりだが、日常を離れて非日常を経験すると、ブログを書きたいという気持ちが湧いてきやすい。

環境が変われば自分の中にも変化が生まれる。少なくともネタには困らない。文章にしやすいかどうかは別として、伝えたいことは出てくるからだ。

ブログに行き詰まったら、いったんパソコンの前から離れて外に出てみるといい。そして普段とは違うことをしてみる。なにか発見があるはずだ。

ひとりでモチベーションを保ち持ち続けるのは難しい。そんなときは、誰かに頼るのもひとつの手だろう。

ぼくの場合、友人から仕事に打ち込んでいる話を聞くと、自分も頑張ってみようと思えてくる。よくも悪くも他人の影響を受けやすいからだ。

やる気が出ないときは、誰かと会ってみるといい。感化されてやる気が出てくるだけでなく、ネタも見つかるかもしれない。

2か月ぶりにブログのモチベーションが戻ってきた。この機を逃さず、ブログが習慣になるぐらいまで続けたいところだ。

……三日坊主で終わりそうな気がするけど。それどころか三日持つかさえ怪しいけど。