書評 『迷探偵の条件1』日向夏(著)感想 女難体質かつ探偵体質の真丘陸は、外を歩けば一癖も二癖もある女性たちと数々の事件を引き寄せてしまう――。不幸な体質を2つも持った主人公が活躍するライトミステリー。著者は『薬屋のひとりごと』でお馴染みの日向夏ひゅうがなつ先生。イラストはmaga... 2021.10.26 0 書評
書評 『écriture 新人作家・杉浦李奈の推論』松岡圭祐(著)感想 デビュー作が芥川賞と直木賞の候補となった新人作家に、盗作疑惑が浮上した。世間の注目が集まる中、突如、渦中の作家が失踪し――。今回ご紹介する『écriture 新人作家・杉浦李奈の推論』は、小説や出版に関する謎が散りばめられた文学ミステリです... 2021.10.22 0 書評
書評 『公務員、中田忍の悪徳』立川浦々(著)感想 今回紹介する『公務員、中田忍の悪徳』は、第15回小学館ライトノベル大賞《優秀賞》受賞作品です。作者は立川浦々たちかわうらうら先生。イラストは楝蛙おうちかえる先生。内容をざっくり説明すると、やべーやつがやべー思考回路でやべーことをするやべー本... 2021.10.04 0 書評
書評 『わたし、二番目の彼女でいいから。』西条陽(著)感想 お互い一番好きな人がいるのに、二番目同士で付き合っている二人。背徳的で危険な香りに満ちたラブコメでした。作者は西条陽にしじょうよう先生。第24回電撃小説大賞で金賞を受賞、『世界の果てのランダム・ウォーカー』でデビューした方です。イラストはR... 2021.10.01 0 書評
書評 『魔女の娘』冬月いろり(著)感想 舞台は現代日本。魔力をレンタルすることで仮初の魔法使いとなった帆香が、魔法学園に入学し、さまざまな経験を積んで成長していく物語です。魔法に彩られた学園生活が、丁寧で温かみのある筆づかいで描かれています。作者は冬月ふゆつきいろり先生。第25回... 2021.09.29 0 書評
書評 『嘘つき少女と硝煙の死霊術師』岸馬鹿縁(著)感想 第15回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作品。作者は岸馬鹿縁きしばかえん先生、イラストはノキト先生。ゲスト審査員であるカルロ・ゼン先生(代表作『幼女戦記』)が賞賛した本書は、死霊術を操る少年と、彼の手によって蘇った死骸の少女が活躍する... 2021.09.28 0 書評
書評 『死者殺しのメメント・モリア』夢見里龍(著)感想 メメント・モリ。死を忘れることなかれ――。今回読了した本書『死者殺しのメメント・モリア』は、第26回電撃小説大賞最終候補作です。著者は夢見里龍ゆめみしりゅう先生。死神と契約を結び永遠の命を得た美しい少女が、あるものを求めて地球のあらゆる時代... 2021.09.27 0 書評
書評 『廃遊園地の殺人』斜線堂有紀(著)感想 かつて無差別銃乱射事件が起こり閉園に追い込まれたイリュジオンランド。事件から二十年が経過した現在、廃墟となった遊園地で再び惨劇の幕が上がる。斜線堂有紀先生が描く、ミステリ小説です。舞台は廃墟の遊園地。所有者となった資産家の招きに応じて集まっ... 2021.09.25 0 書評
書評 『さよなら神様』麻耶雄嵩(著)感想 今回紹介する『さよなら神様』は、1行目から真犯人の名前が明かされる、奇想天外なミステリ小説です。犯人の名を告げるのは、全知全能の神を名乗る鈴木太郎という少年。名前からしてすでに胡散臭いですが、神様であると大半の児童が認めざるを得ないほどの実... 2021.09.24 2 書評
書評 『僕が答える君の謎解き 明神凛音は間違えない』紙城境介(著)感想 推理を推理する、そんな世にも奇妙なミステリ小説が幕を開ける――。事件のあらましを聞くだけで真実に辿り着いてしまう明神凛音と、彼女がその真実に至った過程を推理する伊呂波透矢のコンビが織りなす、青春ラブコメミステリです。全3話が収録されています... 2021.09.23 0 書評