世の中には2種類のブログがある。
雑記ブログと特化ブログだ。
ブログについて検索すると、「雑記ブログと特化ブログ、始めるならどっちがおすすめか?」という問いを高確率で見かける。
僕も調べた。
調べたうえで、「自分は読書が好きだから、書評に特化したブログでいってみよう」と決めた。
ところがブログ運営を始めてすぐに気づいたのである。特化ブログなんて無理だ、と。
理由はいくつかあるが、一番の原因はしんどくなったから。
いまではご覧のとおり、本の感想やらゲームの攻略情報やらが入り混じったカオスなブログになっている。ブログタイトルの「本」が息していないレベルだ。なんてこった。
ブログを継続することは難しい
そもそもの大前提として、ブログの更新はめちゃくちゃツライ。
ブログを始めて間もない頃は調子がよくても、だいたいすぐに失速する。
習慣化できれば楽になるんだろうけど、そこまでの境地にたどり着くのは至難の業だ。
このブログも、ブログを始めた2019年3月は10本の記事を書いていたが、翌月は6本、翌々月は2本と、記事数が見事に減っている。4か月目は、まさかのゼロ。三日坊主ならぬ三月坊主である。
個人差はもちろんあるけど、僕のようなズボラな人間にとって、記事を書き続けるという行為はハードルがかなり高い。少しでも億劫に感じると「今日は記事書くのやーめた」となってしまう。
頭で考えたことを文章に落とし込む作業は面倒だし、完璧主義が災いして、ああでもないこうでもないと表現をこねくり回し始めると埒が明かない。
よく「ブログを継続しているだけで偉い!自信をもって!」と励ます言葉を見かけるが、それだけ継続は大変ということだ。
日常のすべてがネタになる
ただでさえ文章を書くことは大変なのに、書けるテーマが限られていたらどうなるか?
そのテーマに関してよほどの熱意を持っていたり知識を持っていたりしないと、早々に息切れしてしまうだろう。
僕は読書が好きだ。だから書評ブログを始めようと思った。
とはいえ、四六時中、本のことばかり考えているかというと、そうでもない。
自分は熱しやすく冷めやすいタイプの人間なので、興味がほかのものに移ることが多々ある。ずっと同じジャンルを追いかけていくというのが、なかなかできない。
読書への熱が冷めてしまうと本を読まなくなる。本を読まなければ書評記事は書けない。記事が書けないとブログの更新が止まる。まさに負の連鎖だ。
その点、テーマに縛られない雑記ブログは自由に書くことができる。
ムカつく上司の話だろうが、近所の美味しいスイーツ店の話だろうが、週末旅行に行った話だろうが、なんだっていい。
「今日は本を読んだから書評記事を書こう」
「今日はゲームをクリアしたからレビュー記事を書こう」
このように、その日そのとき興味を持ったことを書ける。それが雑記ブログの強みだ。特化ブログだと、こうはいかない。
自由って最高~!
テーマに沿ったネタを考えなくてすむだけで、だいぶ負担が減る。ブログを続けることへの心理的ハードルが下がる。今日学んだこと、今日共感したことを書けばいいんだから。
ただし収益化を目指す場合は、ある程度ジャンルを絞ったほうが無難。
最後に
雑記ブログと特化ブログ、どちらも一長一短がある。
知識も胆力もあるならば、特化ブログに挑戦するのもいいかもしれない。
ただ、僕のように「飽きやすい!」「広く浅い知識しかない!」という人であれば、悪いことは言わないから、とりあえず雑記ブログから始めてみるのがおすすめ。マジで。
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