雑記ブログを運営して己の限界を知る

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雑記ブログはセンスが要

雑記ブログで成り上がるには、人とは違う独自のセンスがものを言う。だいたいどのブログ指南書でもそう書かれているから間違いない。

独自の視点、オリジナリティーにあふれた切り口、読んだ人をにやりとさせるユーモア。

特化型ブログがのさばる中で個人の雑記ブログが生き残るには、なにかきらりと光るものがどうしても必要だろう。

ただの商品紹介なら、大手特化型ブログに軍配があがる。真正面から挑もうとするのは無謀な考えだからいますぐやめたほうがいい。悪いことは言わないから。

とはいえ、センスなんてそう簡単に身につくものじゃないし、ましてや狙って書くにはかなりの腕前が必要だ。油断するとすぐ滑る。

幼いころから大人に敷かれたレールを何も考えずにただ言われるがまま進んできたような人間に、そんなユーモアを生み出すだけの力は備わっていない。文章だけで人の心を動かすことができるんだったら、たぶんこんな孤独死まっしぐらの引きこもり生活は送っていないだろう。

答えのある問いを解くのは得意だが、価値を生み出すのはとことん苦手。それが僕である。唯一趣味と言えるのは読書ぐらい。

アニメにもゲームにもプラモデルにも映画にも、とにかくあらゆることに人並み以上の熱意も知識も持てない凡人。

これだけは誰にも負けない! と胸を張って言えるようなものが何ひとつない。要するに趣味がない人間の類いに近い。

暗中模索のブログ運営

さて、ここまでの文章も、ジョークのひとつも飛ばせずにきてしまった。書いている本人も正直「つまらない文章だな」と思ってる。そんな文章を読ませてしまっている読者の方にも申し訳なさを感じている。そんな奇特な人がいらっしゃるかどうかはわからないけれど。

パンチのない文章をリライトしようにも、直す方法がわからないのだからどうしようもない。文法なら最低限わかるが、センスとなるとお手上げである。たぶんセンスの光る人は、ここらへんで愉快なユーモアをぶっ込むぐらい朝飯前だろう。うらやましい。

世の中には、ただのスナック菓子の紹介ですら、魅力的に書いてしまう人が存在する。読んでいるうちに「ちょっと買ってみようかな」という気になってしまう。

すごい。憧れる。人気があるのも当然だ。その言語センスはいったいどこから来ているのか。ぜひとも解き明かしたい謎である。

そういった文章を真似してみようとするが、いざ取りかかるととたんにどうすればいいかわからなくなる。売れ残った黒いバナナを売るセールスコピーの仕組みは理解できても、別の商品に応用しようとする段階でつまづいてしまう。

一応このブログ内にも、セールスコピーの本に書かれたポイントをできるだけ意識して書き上げた記事がいくつか存在する。もちろん、pv数は雀の涙ほどしかない。たぶん失敗したのだろう。

もしかしたらタイトルが悪いのかもしれないが、SEOとか正直ちんぷんかんぷんであるためそっちの改善の見込みも薄い。ほんとどうしたものか。

技術でカバーできる面もあるだろう。ならばやはり記事をとにかく執筆し、数をこなすことでレベルを上げていくしかないのか。だが価値の低い記事を量産することは、ブログの評価の下落につながる。下手なことは書けない。ただの日記は、ブログを運営するにあたってとにかく避けるべき内容の筆頭だ。

独自の切り口の記事が無理なら、記事がとりあげる話題を差別化する手もある。ほかの誰もがまだやったこともないような挑戦……いやそっちを思いつくのも難易度が高い。手垢のついたネタしか思いつかず、四苦八苦した末に、人はいわゆる迷惑行為にまで及んでしまうのだろう。まさに僕はいまその入り口に立ちかけているのかもしれない。

いずれにせよ、なにか打開策を思いつく必要がある。さもなくば、雨後の筍のごとく現れては消えていく大多数のYouTuberのように、このブログも茫漠としたネットの海に流されていくことになるだろう。

ああ、切実にセンスがほしい。

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