企業に頼らず、個人でゲームを開発することは簡単ではありません。
ゲームの面白さを追求しなければならないことはもちろん、完成してからのリリース方法、リリースしてからのモチベーションの維持など、問題は技術的なものからメンタル的なものまで様々です。
この記事では、インディーゲームを開発する上で参考になる情報を、備忘録がてらまとめておきます。あくまで僕がネット上で見かけたものに限りますので、あしからず。
インディーゲームに限らず、ゲーム開発を目指す方の参考になれば幸いです。
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フリーゲーム制作からインディーゲーム開発に移るときにやるべきこと
無料公開のフリーゲームで自信をつけられたから次はインディーゲームへ製作の場を移したい、そんなふうに考えている製作者の方は多いのではないでしょうか。
しかし、フリーゲームとインディーゲームは似て非なるもの。フリーゲームでうまくいったからと言って、インディーゲームでも軌道に乗れるとは限りません。
この記事では、フリーゲーム制作からインディーゲーム開発に移行した理由、移る際にやるべきこと、移ってよかったこと、辛かったことがまとめられています。
いまフリーゲームを作っているけど、いずれ企業に頼らずに独力でインディーゲーム開発をしたいと思っている方の参考になること間違いなしです。
フリゲ制作からインディー開発に移るのに何をしたか、何が変わったか、何が楽しく何がつらいか描いてみました✍
— Achamoth🦋 (@Achamoth_cr) March 4, 2022
インディーに行きたいフリゲ作者さん向けです!
フリーゲーム制作からインディーゲーム開発に移って良かったこと・辛かったこと|Achamoth @Achamoth_cr #note https://t.co/CI5Wx1cUzQ
Steamでゲームを公開した結果
Steamでゲームをリリースしたいけど、どうやって登録すればいいの?
注意事項は?
Steamでゲームをリリースするとどうなる? モチベーションは上がる?
ゲームをリリースする上で、様々な疑問点が浮かぶことかと思います。そんなハテナに対する答えがまとめられた記事です。
Steamで実際にゲームを公開した方のリアルな感想を知ることができます。
最近ゲームを作ってない理由。Steamでゲームを売ってわからされたhttps://t.co/4hRVjnS3j3 pic.twitter.com/57860cn9aa
— 莞爾の草 (@kanjinokusa) February 25, 2022
ゲーム制作メンバー募集の実践ガイド
ひとつのゲームを作るには用意するものがたくさんあり、多様なスキルが必要となってきます。プログラム、イラスト、シナリオ、音楽等々。これらの作業をすべて一人で行うのは、あまり現実的ではありません。
ではどうするか?
考えられるのは、開発メンバーを集めてサークルを作ることです。
ただ、メンバーを増やすことについて、メリットだけでなくデメリットも当然存在します。メンバーが増えればそれだけタスク管理も煩雑となり、必要なコミュニケーション量もぐんと増える。
そもそもメンバーをどうやって募集すればいいのか。
ベテランサークルならともかく、はじめてサークルメンバーを募集する方はわからないことだらけでしょう。
下記の記事では、実際にサークルで活動されている方が、どのようにメンバーを募集したのか実践的な内容がまとめられています。
サークルのメンバー募集で困ったことがある人は、ぜひ参考にしてみてください。
開発ブログ更新しました。人手不足に悩んでいる同人サークルさん必見です/ゲーム制作スタッフの新メンバー募集で試したこと -実践ガイド-|BrainChain|pixivFANBOX https://t.co/b4ri5Mnrhm pic.twitter.com/cTibfw1epd
— ゲーム制作サークルBrainChain@脳拡張ADV”RatPark”開発中! (@brainchain_game) February 5, 2022
感想への対処法
ゲームなど自分の作品をネットで公開したとき、避けては通れないのが感想です。
「面白かった」「めちゃくちゃはまった」といった好意的な感想ならテンション爆上がり間違いなしですが、中には辛辣な内容のものも。
理にかなった指摘事項ならまだしも、単なる悪口にしか思えないような感想があるのも事実。悲しいことに、現実なら口をつぐむようなことも、ネットだと平気で口にしてくるような人間はたくさんいます。
そんな感想と向き合うために大切なことがまとめられている記事です。
心無い匿名のコメントに心を折られないようにするためにも、インディーゲームに限らず自分の作品をネットで公開しようと思っている方は、事前に一読するのがおすすめ。
メンタルって大事。
『自分の作品に対する感想に殺されないためのガイドライン』を書きました。https://t.co/0IxRVVqYTg
— だらねこ@インディーゲーム開発中 (@daranekogames) April 5, 2022
「感想」ってけっこう強力で、時に制作者を殺したり作品を殺したりすることもできます。
そうならないように、上手く付き合うにはどうすればええんじゃろうね、という話です。
ボスと状態異常
じわじわとダメージを与え続ける毒。行動を制限する麻痺。魔法を使えなくする沈黙。
RPGにはおなじみの状態異常ですが、これがけっこう戦闘バランスを考えるうえで扱いづらい。特に注意したいのがボスです。ボスに対する状態異常の効きやすさはゲームの難易度を大幅に変えてしまいます。
ボスに状態異常がバンバン効くと一気にヌルゲーになりますし、逆にまったく効かないと状態異常の存在意義が揺らいでしまう。なかなか調整が難しいところです。
ときには戦況をひっくり返すほど強力な状態異常と、強敵として登場させたいボス。そんな真っ向から対立するものをどのように昇華すればいいのか。
そんな問題を、様々な角度からアプローチした記事です。手に汗握る戦闘を実現させたいときの参考になります。
もっとボス戦で状態異常を使えるようにしてほしい!
— だらねこ@インディーゲーム開発中 (@daranekogames) January 28, 2022
↓
どういう風に作ればいいんだ?
って記事を書きました。
ボス戦で状態異常を使えるようにするために、何が必要なのか?どんなアプローチがあるのか?
色々と書いてます。https://t.co/DLwkUZDYTP#ゲームデザイン#だらねこゲームデザイン論
ターン制バトルにおける戦術
RPGでよく見かけるターン制バトル。敵と味方のターンが交互にやってきて、その中で最適な行動を決めていくバトルスタイルです。ドラゴンクエストやポケモンなんかがそうですね。
しかし、ターン制バトルは戦術性にいささか欠けるという印象があります。威力の最も強い技を連打すればよかったり、敵が猛攻をしかけてこようと全体回復技を毎ターン発動すればしのげたり。いわゆるごり押しが通用しやすい。
これはこれで爽快なバトルが楽しめるという側面もありますが、ときには試行錯誤が必要な奥深いバトルを作りたい場合もあるでしょう。
ではどうすればいいのか。
そんなターン制バトルにおける戦術について考察したのが下記の記事です。参考にして、ぜひバトルの面白いゲームを作成してみてください。
#ゲームデザインを語る
— だらねこ@インディーゲーム開発中 (@daranekogames) August 29, 2021
ゲームデザイン論、久しぶりの新記事です。https://t.co/hJCFOsJd6z
ターン制バトルの「戦術性」をどうすれば作れるのか?どんな要素があるのか?という話。
9月にある #BitSummit に出展する #いのちのつかいかた も、この記事に書いてあることを踏まえて作られています。
ダメージ計算式
RPGには欠かせないダメージ計算。物理攻撃や魔法攻撃の計算式がおかしいと、敵との戦いが一気につまらないものになってしまいます。
そんなダメージ計算について、ファイナルファンタジー5のものに絞って考察したのが下記の記事となります。
ダメージ計算式をどうすればいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ゲームデザインのNote記事を書きました。
— せっき~@Switchでゲーム出しました!。 (@seki_seki_seki) November 25, 2021
RPGのダメージ計算が面白い って話を語りたかっただけの記事です。#ゲームデザイン
「FF5のダメージ計算式を読み解いてみた」https://t.co/zF9D8bO3um
各ジャンル毎のゲーム配信作品数の推移
開発したゲームの公開先のひとつとして挙げられる、大手ダウンロード販売サイトのDLsite。
この記事では、そんなDLsiteで2010年~2021年に配信された各ジャンル毎のゲーム作品数がまとめられています。
RPGやADVなどのジャンルのうち、どのジャンルのゲームが多くリリースされているのか、どのように売り上げが変動しているのか。
各ジャンルの作品数および売り上げの推移を一目で見ることができるので、今後開発するゲームの方向性を決める際のヒントにしてみてください。
ゲームジャンルの『配信作品数』の推移を調べましたので共有します。同人ゲーム販売をご検討されている作家さん向けの内容です。今後の販売戦略のご参考に是非ご活用ください☕️
— kyukkyu(きゅっきゅ)@ゲームしながら考える (@kyukkyu1) January 11, 2022
【データ集計】ゲームジャンル配信作品数の推移【DLsite編】https://t.co/EJf1MQ6zif #DLチャンネル
個人でゲームを作りながら生きていくには、どれくらい売れればいい?
ゲーム会社に就職せず、個人の力でゲームを開発し、その収益で生きていくのは並大抵のことではありません。
生活を支えるだけの収益を生み出すには、面白いゲームを作るだけでなく、売り方にも注意が必要です。
Steamで売るにしても、ストアページを作成しなければならないなど、やるべきことは山積み。
ゲーム作りで生きていくにはどのくらいの本数を売らなければならないのか、どうしたらゲームを最後まで完成させられるのか――。
そんなゲームを作る上で必要な情報が山盛りのインタビュー記事です。
インタビュイーの一條貴彰氏が執筆した『インディーゲーム・サバイバルガイド』もおすすめ。
個人でインディーゲームを作りながらご飯を食べていくには、どれくらい売れればいい?
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) November 18, 2021
→1500円でSteamで売るなら、6500本ほど。
ゲーム会社に就職せずとも、ゲームを作って生きていける方法とはhttps://t.co/azJUBTSeVi pic.twitter.com/xXok3aEJBq
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