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2023年7月に読んだ本まとめ

こんにちは、ライムです。相変わらずゲーム三昧の日々を送っています。今回は、2023年7月に読んだ本の紹介です。最近になって再び身体が活字を求め始めたので、先月はゲームの合間に4冊ほど読み終えました。これでようやく書評ブログらしいことができる...
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2023年3月に読んだ本まとめ

最近はポケモンの最新作にのめりこみ、めっきり読書時間が減ってしまった。おかげで書評ブログとして始めたはずが、いつの間にかゲームブログとなっている。たぶん、ブログ名を変えたほうがいいレベル。11月からポケモンの記事しか更新してない。とはいえ、...
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中世ヨーロッパの日常生活や世界観を学べるおすすめ本8選

ファンタジー作品では、いわゆる中世ヨーロッパ風の世界観が多く見られます。人々は森に近い農村や城壁に囲まれた都市に住み、貴族や王族と言った一部の特権階級が支配している。宗教の影響が色濃く出ており、教会は大きな権力を有している。占星術や錬金術が...
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新たなダークヒロイン誕生『JK』松岡圭祐(著)感想

たまたまそこに居合わせたから――ただそれだけの理由で、不良グループによって惨殺された一家。不良たちは自らの行為を反省することなく、大人たちの追求をかわし続ける。ところが、1人の女子高生の登場により、事態は急変する。彼女の名前は江崎瑛里華。突...
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『忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件』阿泉来堂(著)感想

それはただの小説のはずだった。担当作家から送られてきた未発表のホラー小説の原稿。メールには、「原稿を読んで何か不可解なことが起きた場合は、速やかに私に報告するように」と奇妙な一文が添えられていた。原稿を読み進めるうち、小説の中の怪異がなぜか...
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『デジタルリセット』秋津朗(著)感想

その男は、自分の基準にそぐわない人間を殺しては新たな土地で新たな人生を歩み始める「リセット」を繰り返していた。まるでデジタル機器を初期化するように――。『デジタルリセット』は、第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作品。著者は秋...
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『闇祓』辻村深月(著)感想

この人、話が通じない。そう思った経験はありませんか?突然SNSで意味不明のメッセージを送ってくる人、無遠慮にデリカシーのない質問を次々とぶつけてくる人。説得しようとしても、こちらの意見にはまるで耳をかさず、自分の考えを押し付けてくる。この人...
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『嚙みあわない会話と、ある過去について』辻村深月(著)感想

久しぶりの辻村深月つじむらみづき先生の本。本作は『かがみの孤城』で2018年本屋大賞受賞後の第1作目に当たります。作者買いした作品だったので、内容については事前情報なしのまま読み始めました。下手なホラーよりも背筋が凍りつくようなストーリー。...
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『変人のサラダボウル』平坂読(著)感想

岐阜を舞台に、異世界からやってきた皇女サラと女騎士リヴィア、そして貧乏探偵・鏑矢惣助が送る日常コメディ。あらすじの探偵という言葉に惹かれ、書店で手に取りました。なんちゃって探偵かな、という気持ちが最初はあったんですけど、読んでみたら思った以...
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『神さまを待っている』畑野智美(著)感想

派遣切りにあったことをきっかけに、坂道を転がり落ちるようにホームレスへと転落した女性を描いた物語。とにかく内容が重い。にっちもさっちもいかなくなり、貧困の深みへとはまっていく様子が辛すぎる。読みながら途中で何度も挫けそうになりました。先進国...
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