こんにちは、ライムです。
2022年1月16日(日曜日)に京都市勧業館みやこめっせで開催された、第六回文学フリマ京都に参加してきました。
今日は、その備忘録を綴っていこうと思います。
文学フリマは今回で三度目の参加となります。
ちなみに、記念すべき一度目の参加時のレポートはこちら。
みやこめっせはちょうど平安神宮近くにあるため、京都駅10時19分の平安神宮行きのバスに乗り込んだところ、50分過ぎに現地に到着しました。
運悪く新型コロナウィルスの変異株のひとつ、オミクロン株が猛威を振るい始めた時期と一致しているからか、来場者の数はまばら。一応、入場時間によってグループ分けがされていたみたいですが、特に入れ替えなどはありませんでした。
見本誌コーナーが復活していたのは嬉しかったですね。ブースで気軽に立ち読みできない人間にとっては見本誌コーナーが好きな作品を見つける重要な場所ですから。
さて、肝心の頒布結果ですが、今回はなんと3冊も売れました。やったね(少ないとか言わない)。
3冊のうち2冊は、SNSで知り合った方がブースに立ち寄り購入してくれました。もう1冊は、隣のブースの方。ありがたい。
1冊も頒布できなかった文学フリマ初参加時と比べたら、大きな進歩です。しかしその一方で、他サークルに目を向けると、文学フリマ初参加でありながら500円の小説本を2桁売り切った猛者もいます。
すげー。
自分も完売しましたって言ってみたい。
いったいどうすればより多くの人の目にとまるのか?
ここからは、個人的な所感をつらつらと書いていきます。流し読みでもしてください。
SNSやnoteなどを積極的に活用する
小説はイラストや漫画と違い、ぱっと見で好みの作品かどうか判断がつきにくい。
そのため、当日いきなり自分の作品に興味を持ってくれるという人はかなり珍しいのではないでしょうか。
会場で売り子をしながら思ったのは、ブースに訪れるのはなんらかの形で以前から知り合っていた方が多い、ということ。
SNSで交流があったり、noteのフォロワーだったり。
先述した、文学フリマ初参加でありながら小説本が完売したという方も、noteに自作品や記事を積極的に投稿し、多くの方にフォローされていました。
このことから、ブースに足を運んでもらうためには、自分の小説をあらかじめSNSなどで発信し、より多くの方の目に触れるようにしておくことが大切だと言えます。
書店で売っている本も、この作者の作風が好みだから新刊を購入する、ということがあるはずです。同人誌も同じ。イベント当日にいきなり魅力を知ってもらうのではなく、イベント前からファンを作っておくことが重要だと思いました。
ブースに酒を置いておく
これは文学フリマに参加した知り合いの話ですが、ブースにお酒を置いておいたところ、意外と多くの人が気にして足を止めたそうです。
人目をひくアイテムをブースに飾るというのもひとつの手かもしれません。
ブースの装飾とは少し趣が異なりますが、参加サークルの中には、動物の被り物を被った売り子の方もいました。こちらもインパクトが大きかったです。
売り子は黙っているべきかそれとも積極的に挨拶するべきか
売り子はだいたい2パターンにわけられます。
ブースの前を通るお客さんに挨拶をせず小説などを読んで時間を潰しているパターンと、「こんにちは」「よかったら見ていってください」と積極的に声をかけて行くパターン。
自分が客の場合は、できるだけ挨拶してこない売り子のいるブースの方が近寄りやすい。
普通の店でも、店員に「なにかお手伝いしましょうか」と声をかけられることが苦手です。
ブースの前を通ったときに「こんにちは」とか「よかったら見て行ってください」と声をかけられると、どうしても委縮してその場を離れてしまいます。
見本誌を読むときも、気持ちが落ち着きません。
自分のような内向的な人間だと、通路を歩く人には目もくれずに手元の小説やスマホを読んでいる方のほうが助かります。
まあこのあたりは人それぞれだと思うので、一概にどっちが優れているかとは言えませんね。
統計的に見たら、積極的に挨拶してフリーペーパーをどんどん配るほうが最善手なのかもしれません。ちなみに、自分の隣のブースは来場者にどんどん声をかけていくタイプでした。会話もそこそこ膨らんでおり、売れ行きも好調。
やっぱりお客さんと積極的に交流を持っていくべきなのか……。
最後に
文学フリマで自サークルの本を購入してくださった方には感謝しかありません。
刺激を受けたおかげで、創作意欲もふつふつとわいてきました。
今後も少しずつ創作活動を続けていきたいと思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
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